刺されると痛かったり、かゆくなったり……。そんなやっかいな虫たちの活動が、夏は活発になる季節。そこで虫刺され対策について学ぶ、ガイドツアーを開催! 第2回目は、虫が発生しやすい場所や、虫刺されの対処法など、気になるあれこれを解説します。
Q.虫が発生しやすい場所はどんなところ?
A.水たまりや植物が生い茂っているところには注意
①木のまわり
樹木の枝や葉の裏には毒を持つ毛虫がいる場合があります。蜂も木に巣を作ることがあるので、遊ぶ前に周辺を確認しましょう。
②茂み
ぶよはキャンプ場などの山間部の茂みに生息。公園の茂みにもさまざまな虫が生息します。近づく際は事前に虫よけ対策を行って。
③水辺
蚊は水たまりから発生し増殖します。こどもが遊び終わったバケツやじょうろなどにも水分が残っていないか、確認しましょう。
Q.虫に刺されたらどうすればいい?
A.キレイに洗い流してはれた部分を冷やす
①洗い流す

②冷やす

毛虫以外の応急処置は同じ。刺された部分を流水で洗って清潔にし、はれや赤みがある場合はタオルを巻いた保冷剤などを使ってしっかり冷やしましょう。毛虫は、細かい毛が広範囲についてかぶれが広がる場合があるので、シャワーで全身を洗い流しましょう。
夏のお出かけSOS “虫刺され”対策Q&A ①こどもが虫に刺されやすいのはどうして?もぜひ参考に!
『こどもオレンジページNo.8』では、虫刺され以外にも、紫外線や熱中症の対策など、夏場の子どもとのお出かけで気になる情報を掲載しています。ぜひ書店やWEBでチェックしてみて♪
◇監修/小西真絢(こにし まあや)さん
巣鴨千石皮ふ科院長。日本皮膚科学会認定専門医。2児の母。「お肌のトラブルは何でも相談できるホームドクター」として日々診察を行っている。こどものスキンケアにも精通している。