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2025.07.22

こどもとの夏のレジャーに備えて! 知っておきたい【紫外線の豆知識】

海へ山へ!  青空の下、元気いっぱいに遊ぶこどもたち。でも夏場の外遊びには、思わぬトラブルも。その中でも「紫外線」について、正しい知識を身につけておきましょう。

曇りの日も紫外線は降り注いでいる

「曇りの日は紫外線対策をしなくても大丈夫!」と思っていませんか? 晴れている日よりは少ないものの、紫外線は降り注いでいます。帽子やはおりものなどを忘れないように。

紫外線は真夏がピーク! 春や秋も油断は禁物

紫外線は一年じゅう降り注いでいますが、量が増えるのは4月から9月。春先から意識して、対策を始めるようにしましょう。また一日の中で紫外線がもっとも強いのは10~14時。できればこの時間帯は避けて外出しましょう。

目も紫外線が影響します!

目が紫外線を浴びつづけると、白内障などの病気につながることがあります。また、目から刺激が脳に伝わり、「肌にシミをつくれ」といった指令を出すこともわかっています。サングラスなどで防御を。

紫外線は適度に浴びることも重要

じつは紫外線は、健康な骨を維持するために必要なビタミンDを体内でつくるのに重要な役割を果たしています。そのため紫外線リスクを過度に恐れて、ガードしすぎるのも問題。一日5〜10 分の外出や散歩をするとよいでしょう。

『こどもオレンジページNo.8』では、紫外線対策以外にも、虫刺されや熱中症の対策など、夏場の子どもとのお出かけで気になる情報を掲載しています。ぜひ書店やWEBでチェックしてみて♪


◇監修/小西真絢(こにし まあや)さん
巣鴨千石皮ふ科院長。日本皮膚科学会認定専門医。2児の母。「お肌のトラブルは何でも相談できるホームドクター」として日々診察を行っている。こどものスキンケアにも精通している。


監修/小西真絢 イラスト/北野 有 構成・文/皆川知子

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