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【春の薬膳レシピ】頭痛をやわらげる 『ユッケジャンスープ』

2024.04.13

春は「肝(かん)」が弱りやすく、自律神経が乱れやすい季節

中医学では、季節によって弱りやすい臓器と起こりやすい不調があると考えます。植物が芽吹きはじめる春は、冬の間にたまった老廃物をデトックスしようと新陳代謝が高まる時期。この代謝や解毒を担うのが、中医学における心と体の機能を5つに分けた〈五臓(肝・心・脾・肺・腎)〉のひとつ、「肝(かん)」です。

「肝」には自律神経をコントロールする働きもあるため、「肝」に負担がかかる春は、イライラや気持ちの揺らぎが生じやすくなります。また、春の陽気は上にのぼりやすく、頭痛やめまい、肩こり、目・鼻のトラブルなど、〈上半身〉の不調が出やすいのも特徴。

揺らぎやすい春を快適に過ごすには、食事と生活習慣の両面から、「肝」の働きを高めることが重要です。とくに「肝」はストレスに弱いため、無理は禁物。ゆっくり、のんびりを心がけて過ごしましょう。


「血(けつ)」を補って頭痛・めまいを改善! 

「肝」に貯蔵されているはずの「血(けつ)」(=血液や栄養)が不足すると、頭に「血」がいきとどかず、頭痛やめまいを引き起こすことも。肉類や卵で「血」を補い、唐辛子で体を温めると、痛みや不調がやわらぎます。

「血」を補うおすすめ食材

・牛肉 ・レバー ・卵 ・キャベツ ・にんじん ・ほうれん草 ・黒豆 ・黒ごま

ここでは「血」を補う食材がたっぷり入った「ユッケジャンスープ」のレシピをご紹介! 温め&滋養強壮にすぐれているだけでなく、牛肉のうまみが溶け込んだ奥深い味わいなので、ぜひ作ってみてください。

『ユッケジャンスープ』のレシピ

材料(2人分)

牛こま切れ肉……120g
溶き卵……1個分
ねぎ……1/2本(約50g)
にんじん……1/4本(約40g)
〈にんにくしょうゆだれ〉
  にんにくのすりおろし……小さじ1/2
  しょうゆ……大さじ1
  豆板醤(トウバンジャン)……小さじ1/2
〈煮汁〉
  鶏ガラスープの素(顆粒)……大さじ1/2
  コチュジャン……大さじ1と1/2
  水……2と1/2カップ
白すりごま……大さじ1
ごま油

作り方

(1)
ねぎは斜め薄切りにする。にんじんは皮をむき、長さ4×幅1㎝の短冊切りにする。牛肉は大きければ食べやすく切る。

(2)
口径約20㎝の鍋にごま油大さじ1/2を中火で熱し、牛肉とにんにくしょうゆだれの材料を入れ、肉の色が変わるまで炒める。

(3)
ねぎ、にんじん、煮汁の材料を加えてふたをし、6~7分煮る。溶き卵を回し入れ、卵が固まったらすりごまを加えて混ぜる。

監修/杏仁美友 撮影/澤木央子 スタイリング/吉岡彰子 イラスト/丹下京子 文/編集部・春日

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