甘酸っぱいブルーベリーがアクセント♪モチモチの道明寺かん

雨の日が多くなるこの季節。
最近の娘は、細やかなおうち遊びも増えてきました。
「あのね、ユビワと、ウデにクルンてまくのをつくりたいの」
と言ってきたので、いっしょにアクセサリーも作りはじめました。

集中して糸通しもできるようになり、成長を感じます。
また、自分で作るといっそう愛着もわくようで、大切にしている様子も印象的です。
さてさて、今日も娘といっしょにおやつ作り。
今月は冷凍のブルーベリーを使って『ブルーベリーの道明寺かん』を作りたいと思います。

ブルーベリーの色を生かして、この時期に咲くあじさいをイメージしました。

道明寺粉のモチモチとした食感と、ブルーベリーの甘酸っぱさがアクセントのお菓子です。
ぜひ、雨の季節にお試しください。
「ブルーベリーの道明寺かん」のレシピ
材料(約6個分)
道明寺粉……40g
ぬるま湯(40℃くらい)……120g
粉寒天……3g
グラニュー糖……50g
冷凍ブルーベリー……40g
水……180g
作り方
1 プリンカップにラップを敷く

中心が4cmくらいへこむようにラップをかける。
プリンカップがない場合は、深さのある小さめの器での代用がおすすめです。
2 道明寺粉をふやかす

ボールに道明寺粉とぬるま湯を入れておく。

10〜15分たつと、このように吸水します。
3 小鍋に材料を入れる

小鍋に粉寒天、グラニュー糖、水を入れて混ぜ合わせる。

4 火にかけ、煮溶かす

小鍋を中火にかけて、混ぜながら煮立たせる。
煮立ったら弱火にして、混ぜながら寒天とグラニュー糖を煮溶かす。

5 ブルーベリーと道明寺粉を入れる

小鍋にブルーベリーとふやかした道明寺粉を加えて、混ぜながら2分程度煮る。
6 鍋ごと冷やす

小鍋より大きな鍋やバットに水をはり、鍋ごと冷やす(40℃くらいまで)。
鍋の水を2~3回入れ替えるとより早くさめます。
7 カップに入れる

40℃くらいになったら、ラップを敷いたカップに等分に入れる
(1つあたり50〜60gが目安です)。
8 固まるのを待つ

固まるまで、10〜15分待ちましょう
(冷蔵庫に入れると、より早く固まります)。
できたてを食べてみよう♪

ラップをはずして、逆さまにしてお皿に置いたら完成です。

できたてを食べてみましょう!
大きなお口で……

パク!
今回も一瞬で食べてしまいました。
モチモチ食感好きの娘には、ぴったりでした。
甘酸っぱいブルーベリーのアクセントも気に入ったようです^^
雨の日のおやつにぜひ、お楽しみください。
坂本紫穗(さかもと しほ)
和菓子作家。「紫をん」の名でオーダーメイドの和菓子を作品として制作・監修。日本国内および海外で和菓子教室やワークショップ・展示・レシピの開発を行う。素材や色、表現方法にこだわった作品が人気。
紫をんweb https://shiwon.jp
紫をんInstagram https://www.instagram.com/shiwon.wagashi/
