2022年7月には男の子を出産され、現在は離乳後期まっただ中です。
発売中の『こどもオレンジページ No.5』にもご登場いただきましたが、まだまだ素敵なお話がたくさん!
そこで『こどもオレンジページnet』でも、誌面で紹介しきれなかったインタビューをお届けします。
今回は、その3回目。濱口優さんとの家事分担や、日常のコミュニケーションについて伺いました。
(これまでの記事を読む)
①南明奈さんの「親子のごはん時間」~大変でも、それ以上にいとおしい時間 ~
②「子どもにも伝えたい、食の楽しさ」南明奈さんに聞く、子育てと食のお話
家事分担は決めず、いっしょにやる、できる人がやる

ーーふだん、ご夫婦でお料理を作られることもあるんでしょうか?
お手伝いはしてもらっていますが、お料理自体は、基本私が作っていますね。(濱口)優さんが「たまには、俺が!」と言ってくれることはあるんですけど、丁重にお断りしています(笑)。
キッチンってここはこう使いたい、これはこっちに置きたいという自分のルールがなんとなくあるじゃないですか。あと、少し心配もあるかな。例えば、火加減も「強火」と言ったら、優さんはマックスの強火にしちゃうので(笑)。だから、ふだんも混ぜる係か、炒める係のお手伝いをお願いしていますね。
とはいえ、私もお料理が得意というわけではないので、ときにはデリバリーや外食をして、無理はしすぎないようにしています。
――それも大事。完全な分担ではなく、いっしょにやるというのが素敵ですね。
子どもが生まれてからは難しいときもありますが、いっしょに買い物に行ったり、皿洗いならスポンジで洗う担当、泡を流す担当ってリレー方式やったり。そのほうが楽しいし、担当を決めると「なんで、やってないの?」って思ってしまうこともあるだろうから、できる人がやるという形が私たちには合っているのかなと思います。
結婚当初から分担を決めたことはないんですけど、家事の中でも得意なこと、好きなことってそれぞれあるので、そこを生かして分担できている部分はあるかもしれないですね。優さんはお掃除が好きなのでお任せして、逆に得意じゃないお料理は私がやって。ゴミ出しとかは、手が空いたほうがやるというふうに、自然となっています。
ーーきっと、濱口さんもやってあげている意識もなく、普通にやられているんでしょうね。
一人暮らしで家事をしていたのもあると思いますが、すごくありがたいことですよね。だからこそ、相手がやってくれたことを当たり前だと思わないように、というのは常に思っています。いつもやってくれることでも、毎回「ありがとう」と伝えるようにして。
あと、気をつけているのは言い方かな。「~やって」とは言わず、「○○してもらっていい?」「これ、お願いできる?」って、お伺いベースで伝えるようにしていますね。
よく話すこと、小さなことでも共有することが夫婦をつなぐ

――日頃から、ご夫婦のコミュニケーションが取れているのも大きいのでは…?
たしかに、お話はよくすると思います。夜が遅い日もなるべく帰宅を待って、おたがい今日あった出来事なんかを話してから寝たりしますね。あと、子どものことも知ってもらいたいので、最近の様子をなるべく全部伝えて共有するようにしていて。
その日の出来事だけじゃなく、「こんなことができたよ」「最近は、この絵本がお気に入りなんだよ」って、小さな変化や好みなんかも伝えています。
いろいろ把握してもらえているほうが、優さんに息子をひとりで見てもらうときに、優さん自身も私も安心できるんじゃないかなと思うので。
――たしかに。お話からも、おふたりが思いやっているのをすごく感じます。
優さんが仕事はもちろん、子育てや家事に関してもすごくがんばってくれているのが伝わってくるから、私もお返ししたいっていう気持ちになるんですよね。勘違いじゃないければ……きっと、あちらもそう思ってくれているはずです(笑)。
南明奈さん
1989年5月15日生まれ、神奈川県出身。モデルデビュー後、タレント、女優としても活躍。2018年にお笑いコンビよゐこの濱口優さんと結婚し、2022年7月に男児出産。『プチブランチ』(TBS系)でレギュラーを務める。関連記事
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