大掃除も終えて、お正月のごちそうの準備も終えて。
あとは新年が来るのを待つばかり。
でもその前に、お正月にまつわる食べものの意味を知っておくのも◎。
今回は、お正月そのもののの意味や、お正月にまつわる食べもの【おせち・お雑煮・お屠蘇】の意味を解説します。
そもそもお正月とはどんな行事?
その年の豊作や幸運をもたらしてくれるという年神様を、掃除して清めた家でごちそうを用意してお迎えする行事です。年神様の正体は先祖の霊で、夏のお盆同様、先祖が家に帰ってくるとも考えられています。
おせちにはどんな意味があるの?

おせちは、「お節句、節供(せちく)」を略したもの。
節目に神様にお供え物をして、それを人が共にいただくことをいいます。現在では、お正月のみ食べるものをさすようになりました。
神様と過ごす大事な行事では、お酒と、地域で摂れる大切な食材を使った縁起物の料理を用意します。 それを重箱に詰めたものが今のおせちです。大みそかまで作っておいて年神様に供えるため、保存がきくものが多いのが特徴です。
どうしてお雑煮を食べるの?

神様にお供えしたおもちを、地域で摂れる食材とともに汁にしたものが雑煮です。 神様が宿ったお餅をいただくことで、その力を分けていただくという意味があります。
お屠蘇って何?

中国から平安時代に伝わったとされる様々な薬草が入った薬酒。 邪気払いと不老長寿を願いながらいただきます。 年下の人から年上の人へと順番に杯を回す習慣があります。
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