スペインの首都「マドリード」で暮らすガルシアさん家族に取材した本企画。これまでスペインの1日の食生活やソウルフードなどを紹介してきましたが、最後はスペインのクリスマスやカウントダウンなどのイベントに迫ります。
【世界のFamily Table】マドリード ①スペインでは一日5食が当たり前!? ②スペインの素朴な家庭料理を紹介! も参考に!
カウントダウンはファミリー大集合、クライマックスは1月5日の夜!

スペインは敬虔なカトリックの国。クリスマスが一年で最も重要です。クリスマスは約2週間もあります。12月25日は日本の元日のような静けさで、クライマックスは1月5日の「レジェス・マゴス(三賢者の日)」。夕方から一年で最も盛り上がる、三賢者の日のパレードがあり、この日の夜にこどもたちはプレゼントをもらえます。

ガルシアさんファミリーは、ホワンさん、みゆきさん、13歳のケイさん、10歳のリリアさんの4人家族。一家で年越しそばを食べた後にホワンさんの実家へ。カウントダウンには家族や親戚が集まり新年を祝う。
子連れでバルも大歓迎! 大人もこどもも楽しい街

バスやスーパーでも話しかけてくる人が多く、人との距離が近いフレンドリーな街、マドリード。「赤ちゃん連れでバルに行くのも普通のこと。子連れでもまわりの人が助けてくれたり、かわいがってくれたり。そして、なんといっても街全体の生活リズムがゆったりしていておおらか。子育てもしやすいです」。

カフェの外の席はバギーや車いすでも利用しやすい。マドリードの人たちは、カフェ・オ・レ派が多い。

市場はもちろん、スーパーにも加工品よりフレッシュな食材が多く並ぶ。

11月ごろから街角に登場するチュロススタンド。チュロス×ホットチョコは定番の朝食セットでもある。
(『こどもオレンジページNo.8』より)
【世界のFamily Table】マドリード
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