寒さも厳しくなり、風邪をひきやすい季節。
ビタミンA・C・Eは、「ビタミンACE(エース)」と呼ばれ、免疫力を高める効果が期待できるんです。
体内でビタミンAに変換されるβ-カロテンは緑黄色野菜に多く含まれますが、なかでもにんじんはβ-カロテンの含有量がピカイチ!
電子レンジで気軽にできて保存も可能、ビタミンAをしっかり取れるにんじんレシピを2品、ご紹介します。
※ビタミンAは、「レチノール活性当量(μgRAE)」を表記しています。
じゃこのうまみがにんじんの甘さを引き立てます。 <1食あたり>ビタミンA 530μgRAE
『にんじんのちりめんじゃこあえ』のレシピ
材料(作りやすい分量)
にんじん……2本(約300g)
ちりめんじゃこ……20g
〈A〉
ごま油……小さじ2
しょうゆ……小さじ2
作り方
(1)にんじんは皮をむき、長さ3cm×幅1cmの短冊切りにする。
(2)耐熱のボールに(1)と水大さじ2を入れ、ふんわりとラップをかけて、電子レンジ(600W)で3分30秒ほど加熱する。
(3)熱いうちにラップを少し開けて水けをきり(やけどに注意)、ちりめんじゃことAを加えて混ぜ合わせる。ときどき混ぜながら、粗熱が取れるまでおく。
心地よい歯ざわりに、タイ風のたれがぴったり! <1食あたり>ビタミンA 259μgRAE
『にんじんと切り干し大根のタイ風なます』のレシピ
材料(作りやすい分量)
にんじん……1本(約150g)
切り干し大根……20g
〈A〉
赤唐辛子の小口切り……1本分
レモン汁……大さじ2
酢……大さじ2
砂糖……小さじ2
ナンプラー……小さじ2
作り方
(1)切り干し大根は流水でもみ洗いし、ひたひたの水に10分ほど浸してもどす。水けをしっかり絞り、長さ4~5cmに切る。にんじんは皮をむき、長さ4~5cmのせん切りにする。Aを混ぜる。
(2)耐熱のボールににんじんと水大さじ2を入れ、ふんわりとラップをかけて、電子レンジ(600W)で2分ほど加熱する。一度取り出して切り干し大根を加え、同様に1分ほど加熱する。
(3)ラップをかけたまましばらくおき、粗熱が取れたらラップを少し開けて水けをきる。Aを加えて混ぜ合わせる。
保存の目安
どちらも冷蔵で3~4日
どちらのレシピも、味がぼやけないよう、レンチン後にしっかりと水けをきることが重要ポイント。
まとめて作って保存しておけば、常備菜としても活躍。たりない栄養を気軽においしくチャージできます!