あっさりとした塩味のだしで煮た里いもに、ふんわり卵黄で包んだえびを加えました。彩りもきれい!
えびは尾の1節を残して殻をむき、背側に縦に切り目を入れて開き、包丁の刃先で背わたを取り出す。里いもは洗って土を落とし、上下を少し切り落としてから、切り口から縦に皮を厚めにむく。ボールに入れて塩少々をふり、手でもむようにしてぬめりを取る。水洗いしてざるに上げ、水けをきる。きぬさやはへたと筋を取り、塩少々を加えた湯でさっとゆで、ざるに上げて水けをきる。
鍋に里いもとかぶるくらいの水を入れ、米少々を加えて中火にかける。煮立ったらアクを取り、ゆで汁を捨てて米を洗い落とす。だし汁を注いで中火にかけ、煮立ったら、みりん大さじ6~7、砂糖大さじ2を加えて2~3分煮る。白だししょうゆ大さじ6(なければ薄口しょうゆ大さじ4~5)を加え、ふたをせずに、竹串がスーッと通るまで10分ほど煮る。
器に卵黄を溶きほぐす。えびに片栗粉を薄くまぶしつけ、尾を持って卵黄にくぐらせて、里いもの鍋に加えて煮る。卵黄がふんわりと固まり、えびの色が変わったらきぬさやを加え、ひと煮して火を止める。
(1人分232kcal、塩分1.8g)
●残った卵白は、揚げもののころもに加えたり、汁ものの浮き実やお菓子作りに使って。また、そのまま冷凍用保存袋に入れて冷凍しておけば、半解凍して泡立て、メレンゲにすることも可能。