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2025.11.06更新

【はじめてのお料理チャレンジ】⑤こどもが包丁を使うときのポイント

包丁が使えると、いろいろな料理が作れるようになります。ただし包丁は、一歩間違うと大けがにつながる危険な道具。こどもには適切なものを選び、使うときの約束をしっかり守るように伝えましょう。

【選び方のポイント】よく切れるステンレス製のこども用包丁がおすすめ

よく切れるステンレス製のこども用包丁がおすすめ。よく切れると、「なんとかして切ろう!」という気持ちよりも「安全に扱おう!」という意識がより働くので、こどもはゆっくり、ていねいに扱います。変なクセもつかず、正しい切り方を習得できます。

【使うときの約束①】大人といっしょにやる

包丁をひとりで使っているときにけがをしてしまうと、すぐに助けてもらえません。包丁は、必ず大人といっしょにいるときに使います。

【使うときの約束②】猫の手でおさえる

食べ物を押さえる手は、猫の手のように丸めます。切っているうちに押さえる手の親指が出てきやすいので、特に親指に気をつけましょう。

【使うときの約束③】置くときは、刃先を奥に向ける

使わないときは、包丁の刃を奥に向けて置きます。こうすると、ひっかけて包丁が落ちたり、手が刃先に当たって切れたりする心配がありません。

【使うときの約束④】人に包丁を向けない

人に包丁を向けると、その人はとても怖い思いをしてしまうし、何より危険。包丁を持ったままふざけたりするのはやめましょう。

【使うときの約束⑤】刃先をさわらない

包丁は、刃の部分が切れるところです。さわると手が切れてしまうので、さわらないように注意しましょう。

【使うときの約束⑥】包丁は自分であらわない

包丁を使うときは気が張っていても、洗うときはふと気がゆるみがち。こどもが洗うと手がスパッと切
れてしまうこともあるので、大人にまかせましょう。


【情報元】発売中のMOOK『こどもオレンジページNo.8』 付録「はじめてのおりょうりBOOK」

朝ごはんにおすすめのメニューやそのアレンジを紹介した一冊。包丁やフライパンの使い方など、料理の基本を楽しく学べます。見守る大人へのアドバイスも掲載!


【こちらの記事も参考に♪】

はじめてのお料理チャレンジ①「ハムチーズトーストを作ろう!」

はじめてのお料理チャレンジ④「包丁を使って野菜サラダを作ろう!」

監修/武田昌美 イラスト/斉藤みお 取材・文/田子直美

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