このキャラメル味は、何からできているか知っていますか?
それは……
そう、砂糖!
お菓子作りに必ずといっていいほど使われる砂糖は、熱を加えるととろとろになったり、あめのように固まったりします。
砂糖が温度によってどんなふうに変わるか、実験してみましょう!
砂糖のふしぎを実験!
鍋に砂糖水(水100gに砂糖130gを溶かしたもの)を入れて火にかけると、砂糖が溶けて、はじめはさらさらのシロップに。
熱すると、ふつふつと沸いてだんだん固まってきます。
冷めるとほんの少し固まる状態。
こがね色に色がついてきました。冷めるとカチカチのあめ状になり、べっこうあめとして食べられます。
さらに熱すると、焦げ茶色になって香ばしい風味に!
これがプリンなどのカラメルソースに使われる状態ですよ~。
さらに熱するとこんなに濃い茶色になりました!
ここまで濃く色づいた砂糖は、コーラやソースの色づけとして使われます。
甘みはほとんどなくなるんですって。
はじめは白くてさらさらの粒の砂糖が、どんどん変化していくのがおもしろい!
どんな状態の砂糖がどんなお菓子になっているか、考えながらおやつを食べてみるのも楽しそう。
まずは、おやつにキャラメルポップコーンやプリンを食べながら、じっくり観察してみてくださいね。
(「食べ物の『なぜ』を探ろう! キッチン実験室」より)
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