「こどもといっしょに楽しく料理をするときに大事なのが、レシピがシンプルであることなんです」と教えてくれたのは、子ども料理研究家の武田昌美さん。
材料の種類は最低限に、手順も簡単なほうが、大人もこどもも余裕ができるので、リラックスして料理ができるそうです。
これにぴったりなレシピが、こどもも大好きな「ポテトサラダ」。
使い捨てできる「厚手のポリ袋」を使えば、手を汚さずに、こどもも楽しみながら混ぜられます。ボールを使わないので、洗い物も減らせます!
これなら大人も、おおらかな気持ちで子どもを見守ることができそう。
こどもは袋でもみもみする作業が大好き! ぜひ、チャレンジしてみてくださいね~。
「袋でもみもみ! ポテトサラダ」のレシピ
材料(2~3人分)
じゃがいも(小)…3個(約300g)
ホールコーン(缶詰)…30g
牛乳…大さじ2
マヨネーズ…大さじ1
塩…小さじ1/3
粗びき黒こしょう…少々
作り方
1 じゃがいもを蒸す
じゃがいもはよく洗い、皮つきのまま深さ2mmの十字の切り込みを入れる。せいろや蒸し器(※)に入れて中火にかけ、蒸気が上がったら弱火にし、30分ほど蒸す。竹串を刺してみて、すっと通るまで柔らかくなったら取り出す。
※せいろや蒸し器がない場合は、ゆでてもOK。
★ポイント
ここの工程は、こどもが蒸気でやけどをしたりしないよう、大人がやりましょう。
包丁を使えない子には、大人がじゃがいもに切り込みを入れてあげてください。
2 じゃがいもの皮をむく
じゃがいもが手でさわれるくらいまでさめたら、皮をむく。
★ポイント
じゃがいもが温かいほうが、皮がきれいにむけます。
3 袋に入れてつぶす
じゃがいもを厚手のポリ袋に入れ、グーパンチしながらつぶす。
★ポイント
小さなお子さんには、袋の上部をクリップで留めてあげると、じゃがいもが袋の口から飛び出ません。
4 牛乳を加える
粗熱がとれたら牛乳を加え、なめらかになるまでもむ。
5 マヨネーズ、塩、こしょう、コーンを混ぜる
マヨネーズ、塩、粗びき黒こしょうを加え、きれいに混ざるまでもむ。さらに缶汁をきったコーンを加え、かるくもんで混ぜる。器に盛り、好みであらびき黒こしょう適宜をふる。
★ポイント
コーンがつぶれないように、やさしくもみもみしましょう。
完成!
とっても簡単でおいしいから、はじめの一歩にぴったりのレシピ!
こどもは料理をすることで、できた喜びや達成感を覚えたり、自信がついたりなど、身につけられることがたくさんあります。
時間に余裕のある休日などに、ぜひ、親子で料理を楽しんでくださいね。
細かい部分のコツや、こどもへの声かけポイントなどは、誌面や動画で詳しく紹介しているので見てください。
「袋でもみもみ ポテトサラダ」クッキングの動画を観る
(『こどもオレンジページNo.5』より)
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