塩焼きが定番のさんまをサクッとしたころもが香ばしい竜田揚げに。下味にしょうがをきかせるのがポイント。
さんまは下記の「さんまの手開き」を参照して開き、一尾を横に3等分に切る。バットに下味の材料を合わせ、さんまを入れて全体にからめ、15~20分おく。
長いもはたわしなどで皮をこすってよく洗い、水けを拭いてから厚さ6~7mmの輪切りにする。しし唐辛子は包丁の先で数カ所に切り込みを入れる。
さんまの汁けをペーパータオルで拭き、両面に片栗粉を多めにまぶしつけてから、手でかるく押さえてなじませる。長いもは全体に片栗粉を薄くつける。
揚げ油を中温(170℃。菜箸の先を入れると、すぐに泡が出てくる程度)に熱し、長いもを入れて両面を色よく揚げ、取り出す。続けてしし唐辛子を揚げ、鮮やかな色になったら取り出す。
最後にさんまを入れ、途中で返しながら2~3分揚げ、からりとしたら取り出す。皿に盛り、長いもとしし唐辛子を添える。
---さんまの手開き---
1.まな板には、においがうつらないように新聞紙3~4枚を敷いておく。さんまをのせ、まず包丁の刃先で尾から頭の方向にこそげ、ぬめりを取る。次に頭を切り落としてから、腹側に切り目を入れ、包丁の刃先で内臓をかき出す。腹の内側や中骨の周囲をよく水洗いし、ペーパータオルで水けをしっかりと拭く。
2.あとは包丁を使わず、手で身を開く。まず、中骨と身の間に親指を入れ、切り口から尾のつけ根まで、骨にそって指をすべらせながら開いていく。尾のつけ根のところまで開いたら中骨を折り、骨をつまみ上げて、身を押さえながら頭のほうに向かって中骨をはがす。多少小骨が残っていても、調理すると気にならないので大丈夫。
(1人分431kcal、塩分1.2g)