2015.03.03
いった大豆を粉にした「きなこ」は、
加熱加工してあるため消化吸収がよく、
大豆の栄養素をそのままとることができます。
大豆加工品のなかでも、血中コレステロールを
下げる働きがあるといわれる
不飽和脂肪酸のリノール酸やリノレン酸を
多く含むのがうれしいところ。
脂肪酸は酸化しやすいのですが、大豆自体に含まれる
ビタミンEやサポニンには酸化を防ぐ作用があります。
スイーツやドリンクにそのままふりかけたり混ぜたり、
手軽に使えるのがきなこの魅力ですが、
思いのほか一度にとれる量は少ないため、
料理にも使って摂取する回数を増やしましょう。
そこでおすすめしたいのが、今回のレシピ。
「きなこマヨのハム入りコールスロー」
きなこをプラスすると、香ばしさとこくが出るので
今回のようにマヨネーズに混ぜるほか、
トーストにかけたり、カレーやホワイトソースの
小麦粉の一部に替えても○。
また、大豆を皮ごと加工してあるので
食物繊維が豊富なのも大きなメリットです。
そんな体にうれしいことづくめのきなこ、日々の料理に
気軽に取り入れてみませんか?
『オレンジページ』(3/17号)掲載レシピ
監修・料理/小田真規子 撮影/松本祥孝 スタイリング/浜田恵子 熱量・塩分計算/五戸美香(ナッツカンパニー)
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