2022.08.08

こんがり香ばしい~!〈とうもろこしだけのかき揚げ〉はハマるおいしさ!

スーパーや八百屋さんで店頭に並ぶとうもろこし。みなさん、どんなふうに食べていますか? 
シンプルに蒸しとうもろこし? こんがり焼いて香ばしく……?
いえいえ、今年はぜひ、揚げてみませんか。

とうもろこしだけのかき揚げ!


最小限のころもで粒をつなげる、〈とうもろこしだけのかき揚げ〉は、さくさくの食感といい、口中に広がるとうもろこしの甘みといい、手作りならではのおしいさ! しかも、フレッシュなものでしか作れないので、まさに旬の今しか味わえないごちそうなのです~。

とうもろこしを揚げるとなると、「油がはねるのでは?」と心配ですよね。
大丈夫、油はねを防ぐ下ごしらえがあるんです!

油はねさせないための、大事な切り込み


身の表面に包丁の刃先で、根元から穂先に向かって縦に1列ずつ、スーッと切り込みを入れること。ごく浅くてOKなのでラクチンです。こうすると水分の逃げ道になり、身が破裂しづらくなるんですよ。

この下ごしらえを終え、粒をしんから切りはなしたら、ボールに入れて小麦粉をまぶし、ころもをからめます。

粒どうしがギリギリくっつくくらいの軽やかなころもに


ころもは小麦粉+水+溶き卵。とうもろこし(小)2本につき、
・溶き卵1/2個分
・冷水(溶き卵と合わせて1/2カップになる量)
・小麦粉1/2カップ
が目安。ボールに入れたとうもろこしに少しずつ加えて混ぜ、写真のように、粒どうしがギリギリくっつくくらいにしましょう。
これで、まるでとうもろこしそのものを食べているかのような、軽やかなかき揚げに!

さぁ、あとはそっと油に入れて固まるまで揚げるだけ。

揚げるときはむやみにさわらず、がまんがまん


木べらにのせて直径5㎝くらいの円形の整えたら、菜箸ですべらせながら、熱した油に入れて。ついさわりたくなっちゃいますが、むやみにさわらないこともポイントです。じっと待っていたら、油にコーティングされてちゃーんと固まるので安心してください。油の表面に浮いてきたらときどき返しながら、2分~2分30秒揚げてでき上がり! 揚げすぎは破裂の原因になるので注意してくださいね。

揚げたてに塩をパラリとふってめしあがれ。
こどものおやつに、オトナのおつまみに、最高の一品! 家族で取り合いになること間違いなし、のハマるおいしさです!!
この夏は、〈とうもろこしだけのかき揚げ〉で旬のおいしさをとことん堪能してくださいね。

『楽しく食べれば、生きるチカラが身につく! こどもオレンジページ No.3』より)

料理/大庭英子 撮影/大沼ショージ 文/編集部・長谷川 (2021年6月24日公開記事より加筆更新)

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