2025.01.04

【おもちのおやつ】市販のゆで小豆で簡単! あったかおしるこ

寒い季節に食べたくなるのが、温か~いおしるこ。材料の小豆には、体を温める働きもあります。
本来のおしるこ(地域によって呼び名や作り方は異なります)は小豆をことこと煮て作りますが、市販のゆで小豆を使えばゆでる手間が省けて簡単かつ時短に。お正月に余ったお餅の食べ方の一つとしてもおすすめですよ。

やさしい甘さ 「簡単おしるこ」のレシピ


材料(2人分)

市販のゆで小豆(※1)……120g
市販の切り餅……1個
砂糖(※2)……好みで40g

※1 メーカーによって甘さが異なるので、味見をして砂糖の量を調節して。
※2 あればさとうきび糖を使うとやさしい甘さに。黒砂糖を少しだけ加えても風味よく仕上がります。

 

作り方

1 ゆで小豆をつぶす

器を2つ用意し、ゆで小豆を1/2量ずつ入れ、スプーンの背で小豆をつぶして好みの食感にする。

 

2 フライパンで餅を焼く

フライパンを弱火で熱し、クッキングペーパーを敷いて8等分のさいころ状に切った餅をのせ、ときどきころがしながら焼く。餅に焼き色がついてふっくらしてきたら火を止める。

※餅はこどもの月齢・年齢にあった大きさに切りましょう。

 

3 湯を入れて味見をする


鍋に水1カップを入れて沸騰させ、の器に1/2量ずつ加えてよく混ぜる。味見をして甘さがたりなければ砂糖を加える。

※湯が熱いので大人がするか、大人がすぐそばで見守るようにする。

4 餅を入れて完成♪

の餅を1/2量ずつ器に入れる。

でき上がり!

餅の外側はさめていても内側は熱いことがあるので注意しながらいただきましょう。

体を温める小豆のチカラ

おしるこに使う小豆には、体内でエネルギーをつくる働きを助けるビタミンB1が含まれていて、血行をよくして体を温める効果があるそう。ほかにも、おなかの調子を整える食物繊維や、血液をつくるために欠かせない鉄分など、栄養がたくさん!

餅を入れることで腹もちアップ!

餅は体内でゆっくりエネルギーに変わるため、おしるこに入れると食べごたえが増して、朝ごはんや軽食にもぴったり。玄米餅を使うとより香ばしい味わいになります。

 

アレンジメニュー「小豆豆乳オレ」

お餅を入れず、水を豆乳に代えて温めて加えると、まろやかな小豆豆乳(あずきとうにゅう)オレに。豆乳は沸騰させると分離してしまうので、沸騰直前で火を止めて。好みで仕上げにきな粉をかけてこくをプラスしても。

ゆで小豆とお餅のストックがあればすぐにできるので、ちょっとひと息つきたいおやつタイムにぜひ。子どもの突然の「おなかすいた~」にも笑顔で対応できますね。


『こどもオレンジページNo.7』より)

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