2023.08.09

【こども実験室】どうしてグミはぷにぷにしているの? その不思議を研究!

こどもに人気のグミ。ぷにぷにとした食感が魅力だけど、この弾力はいったいどのように作られるのでしょう?
 
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グミって何からできているの?

ぷにぷにしているから特別なもので作られていそうだけど、おもな材料は水あめ、砂糖、水、ゼラチンといたってシンプル。じつは、この材料のなかでグミの独特な食感を生み出すのが「ゼラチン」なんです。

グミの堅さの違いは何?

1920年、ドイツで初めてグミは作られました。グミはドイツ語で「ゴム」という意味。堅いお菓子を食べることで、こどものかむ力をアップさせようという意図があったそう。

グミとひと口に言っても、その堅さもまちまち。違いの秘密はゼラチンの量で、少ないと柔らかく、多いと堅く仕上がります。また、でき上がりは柔らかく、しっかり乾燥させると水分が抜けて堅くなります。


まわりについている砂糖や粉で、食感や風味が変わる! 


グミには、まわりに砂糖のころもがついているものや、粉がついているものなど、いろいろなタイプがあります。これによって食感や風味が変わるのですが、最近人気なのが粉がついているタイプ。グミにはフルーツ味のものが多いけれど、粉にその風味がついていることで、ダイレクトにフルーツの味わいが口の中で広がります。

夏休み期間中、親子でいろいろなグミを食べ比べしてみるのも楽しそうですね!

『こどもオレンジページ No.5』より)

 

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監修/藤本勇二(武庫川女子大学幼児教育学科准教授) 取材協力/株式会社 明治、扶桑化学工業株式会社 イラスト/てぶくろ星人 文/編集部・渡辺

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