そんなかたにおすすめなのが、おうちの中での「野菜づくり」!
「え?家の中で?」と思うかもしれませんが、土がないところでも簡単につくれるのが、もやし。
1週間くらいでできちゃうから、気軽にトライしてみましょう!
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そもそも、もやしって何だろう?

もやしは、 豆や穀類の種に光を当てずに発芽させたもの。大きく育った根をみずみずしく味わえます。「スプラウト」ともよばれ、栄養がギュッと凝縮されているスーパーフード!
緑豆もやしとして売られているグリーンマッペ、煮込みなどで食べるレンズ豆などが適した種。園芸店やスーパーで購入可能です。
もやし作りには、新鮮な水と、 空気が必要!
根がパンパンに水を含むので、こまめに水を替えて、新鮮な水と空気をいきわたらせることが、おいしいもやしをつくる秘訣。 最初の1~2日は、一日3回水ですすがなくてはいけないので、余裕のある週末や休日に始めるのがおすすめです。それでは、 グリーンマッペを使って、育て方を紹介します!
豆から育てて、生長を観察してみよう

用意するもの

グリーンマッぺの種…びんに対し高さ 1/6の量
びん(口径9×高さ15cmくらいのもの)…1個
ガーゼ
輪ゴム
段ボール箱(びんがすっぽり隠れるもの)
※小学校中学年までのこどもが作業する際は、必ずびんの熱湯消毒は保護者のかたが行ってください。豆は食用か、 スプラウト専用の無消毒種子を必ず使用すること。
1 種を水につける

びんは煮沸消毒する。 種を水で洗い、びんに入れる。 びんの半分の高さまで水を注ぎ、口にガーゼをかぶせて輪ゴムで留める。
種は下のほうにたまった状態がベター。種が多すぎると新鮮な水と空気がいきわたらないので注意!
2 遮光して一晩水につける

びんに段ボール箱をかぶせて光が当たらないようにし、そのまま一晩おく(ただし12時間以内にする)。
光が入らないように、しっかりかぶせて
3 水を捨ててすすぐ

翌朝もしくは12時間たったら、ガーゼをつけたまま水を捨て、 ガーゼの上からびんの半分まで水を注ぐ。 びんを揺らして種をすすぎ、しっかり水をきる。 再び段ボール箱をかぶせる。
種の大きさは一晩で変わっている?
4 根が出るまでこまめに水ですすぐ
2日目から根が出るまでは一日3回、 根が出てからは一日2回、3と同様に水ですすぎ、段ボール箱をかぶせる。
1~2日で白い根がちょん、 と出てきた!
約1週間たつと、びんの中はいっぱいに。 根が2cmくらいになったら収穫時期。 幼葉が出る前に食べるのが食感がよくておすすめ。

根が伸び、 びんの中がいっぱいに。
緑の種が黄色くなった!
育ったもやしをおいしく食べよう!

もやしはさっと湯通しするだけでおいしく食べられます。 ナムルやあえものにすれば、手軽なうえシャキシャキ食感と風味が楽しめますよ。 スープや炒めものに入れても。
レンズ豆でも同様に育てることができます。
ブロッコリースプラウトは、小さなココットで、より手軽に育てられるんですよ。
ブロッコリースプラウトの育て方
親子で楽しみながら育てて、観察してみてね。
( 『楽しく食べれば、生きるチカラが身につく! こどもオレンジページ』より)
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