2023.02.17

もやしはキッチンで育てられる⁉ 親子で野菜作りにトライ

キッチンでもやしを育てる

野菜作りに興味あるけれど、ちょっとハードルが高い……。 
そんなかたにおすすめなのが、おうちの中での「野菜づくり」!
「え?家の中で?」と思うかもしれませんが、土がないところでも簡単につくれるのが、もやし。
1週間くらいでできちゃうから、気軽にトライしてみましょう!

「キッチンでもやし作り」の画像一覧を見る

そもそも、もやしって何だろう?


もやしは、 豆や穀類の種に光を当てずに発芽させたもの。大きく育った根をみずみずしく味わえます。「スプラウト」ともよばれ、栄養がギュッと凝縮されているスーパーフード!
緑豆もやしとして売られているグリーンマッペ、煮込みなどで食べるレンズ豆などが適した種。園芸店やスーパーで購入可能です。

もやし作りには、新鮮な水と、 空気が必要! 

根がパンパンに水を含むので、こまめに水を替えて、新鮮な水と空気をいきわたらせることが、おいしいもやしをつくる秘訣。 最初の1~2日は、一日3回水ですすがなくてはいけないので、余裕のある週末や休日に始めるのがおすすめです。

それでは、 グリーンマッペを使って、育て方を紹介します!

豆から育てて、生長を観察してみよう

用意するもの


グリーンマッぺの種…びんに対し高さ 1/6の量
びん(口径9×高さ15cmくらいのもの)…1個
ガーゼ
輪ゴム
段ボール箱(びんがすっぽり隠れるもの)

※小学校中学年までのこどもが作業する際は、必ずびんの熱湯消毒は保護者のかたが行ってください。豆は食用か、 スプラウト専用の無消毒種子を必ず使用すること。

 

1 種を水につける


びんは煮沸消毒する。 種を水で洗い、びんに入れる。 びんの半分の高さまで水を注ぎ、口にガーゼをかぶせて輪ゴムで留める。

種は下のほうにたまった状態がベター。種が多すぎると新鮮な水と空気がいきわたらないので注意!

2 遮光して一晩水につける


びんに段ボール箱をかぶせて光が当たらないようにし、そのまま一晩おく(ただし12時間以内にする)。

光が入らないように、しっかりかぶせて

3 水を捨ててすすぐ


翌朝もしくは12時間たったら、ガーゼをつけたまま水を捨て、 ガーゼの上からびんの半分まで水を注ぐ。 びんを揺らして種をすすぎ、しっかり水をきる。 再び段ボール箱をかぶせる。

種の大きさは一晩で変わっている?

4 根が出るまでこまめに水ですすぐ

2日目から根が出るまでは一日3回、 根が出てからは一日2回、3と同様に水ですすぎ、段ボール箱をかぶせる。

1~2日で白い根がちょん、 と出てきた!

約1週間たつと、びんの中はいっぱいに。 根が2cmくらいになったら収穫時期。 幼葉が出る前に食べるのが食感がよくておすすめ。

根が伸び、 びんの中がいっぱいに。
緑の種が黄色くなった!

育ったもやしをおいしく食べよう!


もやしはさっと湯通しするだけでおいしく食べられます。 ナムルやあえものにすれば、手軽なうえシャキシャキ食感と風味が楽しめますよ。 スープや炒めものに入れても。


レンズ豆でも同様に育てることができます。
ブロッコリースプラウトは、小さなココットで、より手軽に育てられるんですよ。
ブロッコリースプラウトの育て方

親子で楽しみながら育てて、観察してみてね。

『楽しく食べれば、生きるチカラが身につく! こどもオレンジページ』より)

関連記事

【約1週間で食べられる!】こどもといっしょに〈貝割れ〉を育てよう♪
【親子で実験!】みかん缶のみかん~みかんのシロップ漬け~を作ってみよう
【おうちで実験】できたてが格別!親子で〈手作りバター〉にチャレンジ♪

監修・野菜育成/永田あおい(FK style by Big mama) 撮影/飯貝拓司 スタイリング/ミヤマカオリ

SHARE

RELATEDこの記事に関する記事

ARCHIVESこのカテゴリの他の記事

TOPICSあなたにオススメの記事

PICK UPおすすめ