チョコレートって何からできているの?
そもそもチョコレートは、どのようにして作られるのでしょう。まず、その主原料となるのは「カカオ豆」。カカオ豆といっても実際は「豆」ではなく、カカオの木になる果実の中の「種」にあたります。それを細かくすりつぶして「カカオマス」というドロドロのペースト状に。さらに、カカオマスを圧縮して「ココアバター」という油脂をしぼり出します。
カカオマス、ココアバターだけだと甘みがまったくありません。そこで、砂糖や牛乳などを加えて、甘みや味わいを調整して、チョコレートが完成です。
チョコレートの色が異なるのはなぜ?
焦げ茶色の「ビター」、薄い茶色の「ミルク」、白の「ホワイト」。この色の違いは、原料が異なるからなんです。「ビター」は牛乳は使わず、カカオマスの割合を高くしたもの。ほかのものに比べて苦いけれど、カカオマスには「カカオポリフェノール」や「食物繊維」「ミネラル」といった体にいい栄養成分が多く含まれています。
「ミルク」は原料に牛乳が使われたもの。だから色が淡くて、味もまろやかなんです。
「ホワイト」はカカオマスを除いた原料で作ったもの。だから、白くて苦みのない甘さなんです。
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市販のミルクチョコレートを溶かして、プレッツェルなどを散らしたら、薄い板状に固めるだけ♪ とっても簡単なので、ぜひ親子で作ってみて。
(『こどもオレンジページ No.6』より)
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