スーパーに行くと、必ず買っておくものってありますよね。卵、豆腐、もやし、きのこ……、安くて栄養のある食材は、毎日のおかず作りに欠かせないパートナー。そこで、作るものがワンパターンにならないために、手軽に使えるハンディなレシピブック『おトク素材でcooking♪』シリーズを立ち上げました。ひとつの素材でまるまる一冊。全20刊であなたの食卓を応援します!
なすと豚肉の和風煮もの
なすはこれからが本番。食欲がない日でも、柔らかく煮えたなすを口にすると、和のおいしさに思わず箸がすすみます。まるごと煮た、大胆でシンプルな一皿ですが、もの足りなさを感じないのは豚バラ肉のうまみとこく。煮汁に、なすにその味がしみて食べごたえ充分。ご飯はもちろん、梅雨のジメジメした日には、さらりとそうめんでいただいても相性抜群です。(編集・比留間)
- (2人分)
- なす 4個
- 豚バラ薄切り肉 150g
- さやいんげん 50g
- しょうがの薄切り 3枚
- 赤唐辛子 1本
- 塩 サラダ油 酒 みりん 砂糖 しょうゆ
いんげんはへたを取り、長さを半分に切る。塩少々を加えた熱湯でさっとゆで、ざるに上げて水けをきる。豚肉は長さ4〜5cmに切る。しょうがはせん切りにする。なすはへたを切り、へたの反対側を少し切って、1cm間隔で縦に浅い切り込みを入れる。
鍋にサラダ油小さじ1を入れて中火で熱し、豚肉を炒める。肉の色が変わったらなすを加えてさっと炒め、酒大さじ2、水2/3カップとしょうが、赤唐辛子を加える。
煮立ったら、みりん大さじ1と1/2、砂糖大さじ1/2、しょうゆ大さじ2〜2と1/2を加えて混ぜ、ふたをして弱火で12分ほど煮る。最後に、いんげんを加えてひと煮し、器に盛って赤唐辛子を飾る。
(1人分390kcal、塩分1.8g)
料理/大庭英子 撮影/川浦堅至
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