大きな文字とプロセス写真、段取りメモなどが「実用的で見やすい!」と好評の『2品で完結! 晩ごはん献立』。みなさんのご意見をもとに、さらにパワーアップさせた第3弾が誕生しました。副菜アイディアやメインになる魚介類のレシピを強化し、献立に悩んだときにますます頼れる一冊になっています!
さばの香り竜田揚げ献立
編集部によく寄せられるのが「魚をもっと食卓にあげたい」「魚料理のレパートリーを増やしたい」という声。そこで、今回の本ではお手頃価格のさばや鮭、ぶり、たらなどを活用した新顔レシピを多数紹介しています。この「さばの香り竜田揚げ献立」は、おなじみ鶏の竜田揚げの切り身魚バージョン。どちらかというと肉派という男性や子どもたちにも、必ず喜ばれるメニューです。にんにくや豆板醤の香りをきかせるから、青魚のくせも気にならず、ついつい箸が伸びるおいしさ。揚げものに最適なさっぱりとした甘酢漬けをプラスして、簡単で満足度の高い献立になりました。(編集・谷本)
- さばの香り竜田揚げ
- さば(三枚におろしたもの)1枚(約250g)
- なす 2個
- 下味
- にんにくのすりおろし 1かけ分
- しょうゆ、酒 各大さじ1
- 豆板醤(トウバンジアン) 小さじ1/3
- 塩 少々
- レモンのくし形切り 1切れ
- 小麦粉 片栗粉 サラダ油 塩
- かぶの甘酢漬け
- かぶ(小) 3個(約150g)
- かぶの葉 1個分(約50g)
- 赤唐辛子の小口切り 少々
- 塩 砂糖 酢
●さばは腹骨があれば包丁でそぎ取り、骨抜きなどで小骨を抜いて一口大のそぎ切りにする。下味の材料をからめて5分ほどおき、小麦粉大さじ1、片栗粉大さじ2をまぶす。
●なすはへたを取り、一口大の乱切りにする。
フライパンにサラダ油を高さ2cmくらいまで入れて中温★に熱し、なすを入れる。色鮮やかになるまで2分ほど揚げて油をきり、塩少々をふる。続けてさばを入れ、ときどき返しながら3〜4分揚げる。からりとしたら油をきり、なすとともに器に盛る。レモンを添え、絞りかけていただく。
(1人分524kcal、塩分2.7g)
★170~180℃。乾いた菜箸の先を底に当てると、細かい泡がシュワシュワッとまっすぐ出る程度
かぶは葉を切り落として皮をむき、縦半分に切ってから薄いくし形に切る。かぶの葉は長さ3cmに切る。ともにボールに入れ、塩小さじ1/3をふって混ぜ、10分ほどおく。
別のボールに砂糖大さじ1、酢大さじ2を混ぜ合わせ、赤唐辛子を入れる。【1】の水けをしっかりと絞って加え、あえる。味をみてたりなければ塩少々をたし、漬け汁ごと器に盛る。
(1人分41kcal、塩分0.5g)
料理/田口成子 撮影/南雲保夫
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