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レシピでつなごう 全国の農家からいただきます! vol4.長野

今回、登場するのは長野県東御市でミルキークイーンを作る米農家さん。将来は松本に移住して「食」と「農」の道を探求したいという料理研究家の金子健一さんと、その収穫風景を訪ねました。金子さんの絶品米レシピも要チェック!
★11月27日開催のイベントの模様はこちら(12/17更新)>>

【1】収穫前の田で話す荻原さんと金子さん。「さすが標高700m!この風景に気持ちいい風、松本とはまた環境が違いますね!」と金子さんも感動しきり。【2】コンバインを運転して収穫中の荻原さん。刈り取った米は遠赤外線で水分をほどよく残して乾燥させるので、うまみやつや、ねばりが充分。

【3】標高700m弱の高地で育ったミルキークイーン。寒暖差のおかげでうまみをため込みながら、ゆっくり太って熟した見事な稲穂です。【4】訪れたのは、まさに収穫の日! たんぼ一面に実った稲穂が、コンバインでたちまち刈り取られていく光景に一同興奮!!

荻原さんイチオシのミルキークイーンの食べ方は米の味をシンプルに堪能する塩むすび。指先に塩を取って手のひらに広げ、三角ににぎります。
長野の自然の恵みを受け、無農薬で育む、おいしくて体にいい極上の米
大自然に抱かれて浅間山を望む、さわやかな土地一面に広がる黄金色の稲穂。信州ファーム荻原のミルキークイーンのたんぼです。農場長の荻原昌真さんによれば、寒暖差の大きい気候と、近くの蓼科山の湧き水を使った用水から、うまみたっぷりの米ができるとか。
「おいしいだけでなく、お母さんや子どもたちに安心して食べてもらえるよう、完全無農薬・無化学肥料で米を育てています。稲にとって最も快適な環境作りをしながらも、過保護にせず元気で強い稲を作ることも大切。子どもを育てるのとまったく同じですね」

深いうまみと甘み、もちもちした
ねばりが身上。さめてもおいしい!
荻原さんは、10年前から100%無農薬の特別栽培米作りにいどみ、少しずつ量を増やしてきました。そのミルキークイーンを食べたことのある金子さんは、こう絶賛します。
「今まで食べたミルキークイーンのなかでダントツ! かむほどに味わいが増すし、さめてもうまみと甘みがあるのがすごいですね。ご飯はやはり活力源。とても大切な食材です」
その言葉を聞いた荻原さんもうれしそうです。
「このミルキークイーンはもちもちしたねばりもピカイチ。炊くときに少し水を減らすと、おこわみたいな感じになるのも楽しいですね。それに、この米を食べはじめてから体の調子がいいという声も聞きますよ。これからも僕らにしかできない、おいしくて健康にいい米をたくさん作ります」

荻原昌真さん
1979年生まれ。20歳のとき、祖父の代から続く米農家の道へ。現在は米作りを中心に農業を営む信州ファーム荻原の農場長。「オレンジページ畑」の運営・指導も行なっている。
ミルキークイーンはここで買えます「信州ファーム荻原」
http://shinshu-farm.com/

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撮影/原 幹和 取材・文/細谷あつ子
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