まるで豪華なお弁当のようですが、そこに詰められた料理には、一つ一つに家族の健康と幸せを願った「いわれ」があります。
今回はそのいわれについて、少し学んでいきましょう!
おせち料理の「いわれ」って、どうやってつけられているの?
料理の名前とは別に、それぞれつけられている「いわれ」。すごくむずかしい理由があるのかと思いきや……、
じつは、料理の見た目だったり、使っている食材の名前だったり、まるで言葉遊びのようにつけられているものが多いんです!
たとえば、鮮やかな紅色が目を引く、「海老旨煮(えびうまに)」。
こちらは、食材の見た目を由来にしてつけられたいわれがあります。
まず、「紅色」という色自体が、めでたさの象徴。
お正月はもちろん、お祝いの席などで「紅白」の色がよく使われるのも、これが理由です。
そして、「えびのように腰が曲がるまで、元気で長生きできますように」という思いがこめられています。
また、使っている食材の名前が由来になったものには、「昆布巻(こんぶまき)」があります。
こちらは、「よろ『こぶ』」の語呂合わせから、お祝いの象徴に。
そして、巻は「結び」を意味していて縁起がいいといわれます。
おもしろいでしょう?
せっかくなのでもう2品、代表的なおせち料理をご紹介します。
まずはヒントだけで「いわれ」を考えてみてください!
「伊達巻(だてまき)」
〈ヒント〉ぐるぐるとした渦巻き模様が、何かに見えてきませんか?
もしかしたら、歴史の本やテレビドラマなどで見かけたことがあるかも?
〈答え〉
昔の書物である巻物に似ていることから、「頭がよくなるように」という願いをこめて食べられます。
「金団(きんとん)」
〈ヒント〉これは名前自体がいわれになっています。
「金」という文字が使われていますね!
そして黄金色のイメージといえば……?
〈答え〉
きれいな黄金色をしていることから「金の団子」に見立てて名づけられました。金運を上げる縁起物です。
どうでしたか? みなさん正解できましたか?
いわれを知ると、食べるのも楽しくなりそうです。
おせち料理には、ほかにもまだまだたくさんの伝統料理とそのいわれがあるので、ぜひ親子で調べてみてください!
親子でいわれが学べる、「あんふぁん×ぎゅっての親子おせち」で2025年の健康と幸せを願おう!
みなさんのなかには「来年初めておせちデビューします!」というお子さんもいるかもしれませんね。そんなご家庭におすすめなのが、「あんふぁん×ぎゅっての親子おせち」です。
こどもたちに「伝統的なおせちを伝えたい」という思いをこめて、お正月のお祝いに欠かせない「三つ肴(数の子、黒豆、田作り)」をはじめ、伝統的なおせち料理21種を詰めた「一の重/伝統おせち重」と、こどもが大好きなハンバーグやローストビーフ、甘いおやつも入ったバラエティ豊かな「二の重/親子重」。
さらに、「いわれがひと目でわかるピック(全18種)」と、「いわれがまとまったお品書き」の2大付録つきです!
あんふぁん・ぎゅってとは?
「こどもりびんぐ」が発行するフリーマガジン。子育てはもちろん、行事の過ごし方など生活を豊かにするアイディアを多数紹介していて、『あんふぁん』は幼稚園、『ぎゅって』は保育園で配布されています。
『あんふぁん』『ぎゅって』の公式サイト「&あんふぁん」
「あんふぁん×ぎゅっての親子おせち」の購入は
リンベル公式オンラインショップにて受け付け中!
【内容】全39品(大人2人前・こども2人前)
【価格】16200円(税込み・送料無料)
【申し込み締め切り】2024年12月25日(水)
【お届け日】2024年12月30日(月)
※ご注文状況によっては予定よりも早く販売終了する場合があります。
2025年、新しい一年の幕開けに、こどもにとって大切な「食育」と「行事育」を楽しく&おいしく体験しつつ、家族みんなの健康と幸せを願いましょう!
(『こどもオレンジページ No.7』より)