年齢を重ね、体に不調がでてくると、あらためて健康を意識するようになります。体をつくるのは毎日の食事から。この本は老化による体の機能低下と上手につきあい、シニア世代に必要な食べ方、食材の選び方は何かをひも解いた一冊。簡単にできる朝・昼・晩のおかずもたっぷりご紹介しています!
きのこの梅あえ
冷蔵庫に入れておけば何かと便利な、簡単作り置きメニューです。きのこは食物繊維が豊富なうえ、ビタミン・ミネラルもたっぷり。胃腸の動きも活発にするので、便秘がちな人にもおすすめです。梅の酸味が食欲を刺激してくれるので、常備菜として毎食食べてよし、おかずの素として、長いものせん切りと混ぜ合わせてご飯にかけたり、豚しゃぶと玉ねぎ、青じそなどと合わせて和風サラダに仕立てたりと、おいしく使い回すこともできますよ!(編集・比留間)
- (作りやすい分量・約370g分)
- しめじ 1パック(100g)
- えのきだけ 1袋(100g)
- 生しいたけ 6個
- 梅干し 3個
- オリーブオイル 大さじ2
保存のしかた
密閉容器に入れて冷蔵庫へ。4~5日保存できる
しめじは石づきを切り、1~2本ずつにほぐす。えのきだけは根元を切り、長さを3等分に切って根元の部分はほぐす。生しいたけは石づきを落とし、軸のまま縦4~6等分に切る。梅干しは種を取り、包丁で細かくたたく。
たっぷりの熱湯にきのこを全量入れて混ぜ、再び煮立ってきたら、弱めの中火で4~5分ゆでる。ざるに上げてさます。
ボールに梅干しとオリーブオイルを入れて混ぜ合わせ、きのこを加えてあえる。
(全量で278kcal、塩分4.0g)
料理/大庭英子 撮影/鈴木泰介
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