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李映林先生に習う、簡単参鶏湯
簡単参鶏湯(サムゲタン)
材料(3~4人分)
鶏骨つきもも肉  2本(600~700g)
もち米 大さじ4
なつめ 6~7個
松の実 約大さじ1
にんにく 2かけ
三つ葉  1/4束
ねぎ 20cm
塩 粗びき黒こしょう  
(1人分356kcal、塩分1.0g)
作り方
1 もち米は洗って10分ほど水に浸してざるに上げる。なつめは水でさっと洗う。松の実は先端の黒い部分を取り除く。三つ葉は長さ3cmに切り、ねぎは小口切りにする。
2 鶏肉は中央の関節の部分に包丁を入れて切り分ける。もものつけ根側は、骨にそって半分に切り分け、足先側は、骨にそって切り込みを入れる。
切り分け方は動画で見れば簡単!>>>
3 鍋に鶏肉、なつめ、松の実、もち米、にんにくを入れて、水1リットルを注ぎ、ふたをして強火にかける。5~10分して煮立ったらアクを取って弱めの中火にし、ふたをして30~40分煮たらでき上がり。
4 器に取り分け、三つ葉、ねぎ各適宜をのせ、塩、粗びき黒こしょう各適宜をふっていただく。
point
鶏もも肉は、ぜひ骨つきのものを使って。うまみが骨と身の間から出るので、おいしさが断然違います。なければ、ぶつ切りのもので代用できますが、骨のかけらがついている場合があるので、洗って取り除き、水けを拭いてから使いましょう。
MEMO
韓国には「熱以熱治」(暑いときこそ熱いものを食べる)という教えがあります。特に一年で最も暑い日とされる「三伏日」(さんぷくび。今年は7月19日、7月29日、8月8日)には、「参鶏湯」を食べるのがお決まりだそう。日本で、土用の丑の日にうなぎを食べる習慣と似ています。

「なつめ」は、ほのかな甘みがあり、鉄分が豊富で体を温める作用があります。子孫繁栄や魔よけの意味もあることから韓国では「神からの果実」とも呼ばれているとか。ドライフルーツ売り場や中華食材売り場で、100g入り150円くらいです。
 
7月special:「李映林先生に習う、簡単参鶏湯」
簡単参鶏湯
大根キムチ
撮影/宗田育子 スタイリング/しのざき たかこ 熱量・塩分計算/亀石早智子 ←TOPに戻る バックナンバー→