2022.10.14

半熟? とろとろ? 何分ゆでるのが正解? 理想のゆで卵を求めて

ラーメンやうどんに、お弁当に、1つあるとテンションの上がるゆで卵。
「堅ゆでが好き」「ゆるめの半熟がベスト!」など好みは分かれると思いますが、自分の理想のゆで卵、ピシッとゆでられますか?

理想のゆで卵を作るには

意外とむずかしい、ゆで卵のゆで加減。割ってみないと中の状態は見えないし、殻があるのでさわっても分からないし……。
いつもなんとなーくゆでている、という人は、しっかり時間をはかり、食べてみて、理想のゆで卵の作り方を見つけてみよう!

自分の好みの加減がいまいちよく分からない……という人は、こちらのゆで方を参考に、確かめてくださいね。
理想のゆで卵を作る! 画像一覧でチェック

ゆで卵(4個の場合)

1 沸騰した湯に卵を入れる


まず、冷蔵庫から卵を出しましょう。鍋に卵がかぶるくらいの水を入れ、強めの中火で熱します。ぐらぐらと大きな気泡を出るまで沸騰したら、卵をおたまなどで1個ずつそっと入れて。

2 時間を計りながらゆでる


時計やストップウォッチで確認しながらゆでましょう。最初の2~3分はおたまでお湯をゆっくりとかき混ぜながらゆでると、卵黄がかたよらず、中央におさまります。湯を常に沸騰させながら、好みの堅さになるまで6~12分ゆでます。堅さの目安はこちら

3 取り出したら急いで冷やす!


ボールに氷水を用意しておき、おたまで取り出した卵を入れて冷やしましょう。殻のむきやすさが格段にアップします。

4 殻をむく

殻にひびを入れたら、再び氷水にもどして、殻と卵の間に水を入れながらむきましょう。つるんとむけると気持ちがいいですね。

ところで、卵はどうしてゆでると固まるの……?








卵は熱によって堅くなる性質を持っていて、ゆでたり焼いたりすると固まります。それは、熱によって堅くなる、たんぱく質があるため。卵だけでなく、肉や魚など、動物性の食べ物はすべて熱によって堅くなる性質があるんです。とくに卵はたんぱく質をたくさん含んでいるので、熱を加えれば加えるほどカチカチになる、というわけ。
お子さんに聞かれたときも自信をもって答えてくださいね!

ゆで時間を変えてゆでた卵を食べ比べするのもおもしろそう。
一度感覚をつかめれば、いつでも理想のゆで卵を作れるので、いざというときにも役立ちそうですね。

(『こどもオレンジページ No.4より』

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料理/小田真規子 撮影/木村 拓(東京料理写真) 文/編集部・和田有可

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