2022.10.07

手作りだから新鮮でまろやか! 卵と油からマヨネーズを作ってみよう

揚げ物や魚のムニエルにつけたり、サラダに使ったり。酸味のあるまろやかなマヨネーズは、料理の味にアクセントをつけてくれるもの。


冷蔵庫に常備している、という人は多いと思いますが、手作りしている人は少ないのでは?

マヨネーズって、どうやって作る?


マヨネーズって手作りできるの? と思う人もいるかもしれません。
じつは、身近な素材の組み合わせで作れるんですよ。

まず、マヨネーズの素になっているのは卵黄





マヨネーズは卵黄に油と酢を加えて作ります。
が、本来、油と酢は混ざらずに分離してしまうもの。ところが卵黄には「レシチン」という成分が含まれていて、酢にも油にもなじみやすい性質を持っているため分離せずしっかりと混ざるんです。卵黄がつなぎの役割を果たしているんですね。




卵黄から、マヨネーズを作ってみよう!


ここでは、白ワインビネガーやフレンチマスタードを使った、リッチな味わいのマヨネーズを紹介します。白ワインビネガーはなければ酢に替えてOKですよ。

材料(でき上がり約2カップ分)

卵黄…L サイズ1個分
フレンチマスタード …15g
サラダ油…1と1/2カップ
白ワインビネガー(なければ酢
す)…20㎖
白こしょう(なければこしょう)…少々


作り方

1 卵黄とマスタードを混ぜる


ボールに卵黄とフレンチマスタードを入れ、室温に30分ほど置いてから、泡立て器で混ぜ合わせる。

2 サラダ油を少しずつ加えながら混ぜる


泡立て器で混ぜながら、サラダ油を3 〜 4回に分けて少しずつ加える。泡立器ですくったときに、つんと角が立つくらいになるまでよく混ぜる。

3 白ワインビネガー(または酢)を加える


白ワインビネガーを加え、よく混ぜる。塩、白こしょう少々
で味をととのえ、スプーンで保存容器に入れてふたをする。

でき上がり!


卵とマスタードは室温に置いて同じ温度にしておくと、油を加えたときに分離しにくいです。
でき上がったマヨネーズは冷蔵庫に入れて保存し、10日以内に食べきって。

手作りのマヨネーズは新鮮でとってもまろやか!
マヨネーズが苦手……というお子さんがいたら、手作りマヨネーズをぜひ一度試してみてくださいね。

『こどもオレンジページNo.4』より)

監修/藤本勇二(武庫川女子大学幼児教育科准教授) 料理/相場正一郎 撮影/飯貝拓司 イラスト/てぶくろ星人 文/編集部・和田有可

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