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第5回ジュニア料理選手権 おいしい料理でみんな笑顔になる! を徹底リポート!

今年で5回目の開催となった、オレンジページと味の素KKによる「ジュニア料理選手権」。今年も、子どもたちの
アイディアと思いが詰まった、素敵な作品がたくさん集まりました。その選考会と授賞式の様子をリポートします!

今年の入賞作品を発表
そばピザ~豆乳トマトソース添え~沼田市の特産品である「そば」で作ったピザ。そば粉を使用しているので、普通のピザよりヘルシーで、女性にもうれしい! 意外にも、クリーミーな豆乳トマトソースとそばの風味がマッチしていて、老若男女に喜ばれる味に仕上がりました。
会津こづゆ風コロッケ会津のお米によく合う、会津のおいしい食材をふんだんに使ったメニュー。郷土料理として有名な「こづゆ」をアレンジしてコロッケに。食感の違いを楽しめるよう、だしのうま味を生かせるよう工夫しました。農家のかたがたに感謝しながら味わいたい一品です。
「そば打ちを教わり、私たちを全国1位まで導いてくれた佐藤先生に、笑顔と感謝の気持ちを伝えたくて、『そば』と佐藤先生の大好きな『ピザ』を合わせた料理を考えました。そばは沼田市の特産品なので、沼田市の活性化にもつながればうれしいです」
群馬県立利根実業高等学校
そばーズ(群馬県)

田村伊織さん 安原明穂さん
和南城ほのかさん
「大学進学のために一人暮らしを始めた兄。きちんと栄養のある食事をしているか心配です。地元・会津のおいしい野菜や食材を使って、『ふるさとの味』をコロッケで再現。兄が家に帰ってきたときに、家族そろって食べたいと思い、作りました」
立川 咲さん
(福島県・15歳)
準グランプリ
花をかたどった、うずらの卵と網のような薄焼き卵をかわいく盛りつけた一品。和風に仕上げるためにだしの素を入れてご飯を炊き、食感を楽しめるように野菜は大きめにカットしました。ツナ缶は油も使って、うま味やコクをアップ!
太刀魚を三枚おろしにして三つ編みに仕立てた、遊び心のあるかば焼き。中落ちをしいたけに詰め、素材の味を生かしてふわふわに仕上げたしんじょ揚げ。太刀魚のおいしさを余すところなくまるごと味わえる作品です。
「私たちの学校はカトリック校です。神父様でもある校長先生の故郷はインドネシア。感謝の気持ちをこめ、ナシゴレン風にしました。そして、もっともっと日本を好きになってもらえるよう、和風に仕上げました」
「いつも太陽のように明るく、学校の『お母さん』のような存在の教頭先生。そんな教頭先生の大好きな太刀魚を使った和食を作りました。テーマは『エコクッキング』と『地産地消』。日ごろの感謝の思いを、得意な料理に託して伝えようと思います」
魚が苦手な子どもも、喜んで食べられそうなコロッケとハンバーグ。かつお特有の臭みを取り、うま味を増すために粉末昆布を入れています。コロッケのころもには、少しつぶしたコーンフレークを使用しました。
ねばりっこ(長いも)を皮つきのまままるごと使用し、食感も楽しめる鶏ロールです。たくさんの食材を使っていますが、梨ごまみそソースで、まとまり感がアップ。2種類のソースは、単品でも混ぜてもおいしい!
「鹿児島枕崎市と北海道稚内市がお互いの特産品を融合した商品や料理の開発・研究を行う『コンカツプロジェクト』。北海道の『勇知いも』と枕崎市の『かつお』のよさを多くの人に味わってもらいたくて作りました」
「家族のために、毎日遅くまで仕事をがんばってくれているお父さんのために作りました。この一皿に、鳥取の誇る栄養たっぷりの野菜がぎゅっと詰まっています。あらためて鳥取の特産品の素晴らしさに気づきました」
優秀賞
仙台麩を洋風グラタンにアレンジ。ずんだをイメージしたホワイトソースと野菜たっぷりのミートソースがきれいな層に!「先輩へ、受験勉強や大学生活の応援の気持ちをこめました。卒業後、宮城を離れる人もいるので、ふるさとを味わってほしいです」。
ご飯を牛肉で巻き、食感・風味をひと口で味わえる一品。「私の父は目に障害があり、視力がほとんどありません。そんな『おいしそう』が見えない父の
ために、ひと口で簡単に食べられて、味覚や香り、食感などがしっかり楽しめる料理を考えました」。
五大栄養素に基づいて考えられたお弁当。梅肉や酢、レモン汁を使い、薄味だけど味わい深い品々です。「『大切な人』を考えたとき、部員一人一人の頭には母親が浮かびました。毎日欠かさず作ってくれるお弁当はいつも私たちの励み。そんな母に感謝の気持ちを伝えたいです」。
健康や美容にうれしい、茨城の特産品・レッドポアローネギやローズポーク、フルーツのコラボ料理! 「人間ドックの結果が気になる父に、大好きなお肉といっしょに栄養もとれる料理を考えました。父が育てているブルーベリーをソースにしたのがポイントです」。
トマトを練り込んだうどん。トッピングにもふんだんにトマトを使用。「おじいちゃん、おばあちゃんの作った野菜を使っています。感謝の気持ちを伝えたくて、お年寄りでもさっぱりと食べられる、野菜いっぱいのうどんにしました。マイルドさを出すため温泉卵をのせました」。
沖縄の食材である紅いも、ハンダマ、うりずんを使用。たくさんの野菜を使い、カラフルで栄養たっぷりのトルティーヤです。「両親ともに忙しく、なかなかみんなでゆっくり食事ができません。家族みんなでワイワイしながら、このトルティーヤを食べたいと思います」。
今回から新たに3つになった特別賞。惜しくもグランプリを逃したものの、
アイディアや工夫が詰まった作品がめじろ押しです!
味の素KK UMAMI 賞
【1】「ビタミン・スタミナたっぷり~お肉のケーキ~」菅原佳恋(宮城県仙台第三高等学校 かれんとはるな)
【2】「たっぷり夏野菜で和風ガパオライス」鈴木佳奈(秋田県立能代松陽高等学校)
【3】「焼き半田麺」菅 零生(大阪市立咲くやこの花中学校)
【4】「Happy♥ベジまん」古川鈴奈(箕面自由学園高校)
【5】「ベジタブルバケット洛北風~お野菜は、1日350g食べてネ!! ~」二瓶 葵(京都市立洛北中学校 家庭科部)
【6】「ピリ辛、伊藤家の担々麺!!!!」伊藤いちご(長崎県立諫早商業高等学校)
【7】「ひき肉とエビのスタミナ豆腐サンド」半田地寛(埼玉県行田市立忍中学校)
【8】「頑張れ!栄養満点ヘルシーロール」犬島梨乃
【9】「アレル減お好み焼き~北の大地から~」村上晴香(北海道札幌啓成高等学校)
【10】「鉄板びわリタン」秋山未知(愛媛県立伊予農業高等学校)
AGF賞
【1】「ドリアみたいな焼きおにぎり」星野 麗(朋優学院高校)
【2】「丸ごとトマトの肉詰焼き」井上 和(奈良県立磯城野高等学校)
【3】「耳うどんグラタン」木村凜香 黒木捺帆(栃木県立佐野松桜高等学校 くろきむら)
【4】「葛飾野菜たっぷり2色キッシュボール」日高莉麻(葛飾区立櫻道中学校 家庭科部)
【5】「たっぷり野菜のミートソースがけハンバーガー」市川綾音(愛知県立豊橋東高校)
【6】「大阪のええもん☆ぎゅっと♥ハンバーグ!」中川春奈(四條畷学園中学校 クッキング畷女) 
【7】
「“しん”のつまった生春巻」坂場千紘(筑波大学附属中学校 家庭科研究会)
【8】「ジューシー&ヘルシー 肉!ケーキ」大西志の歩
【9】「4人のKIZUNA !クローバーカレー」石塚南帆(東京学芸大学附属竹早中学校 ケーキクッキング部)
【10】「元気ッシュ!」天野美月
J-オイルミルズ賞
【1】「苦い野菜を使った苦くないパスタ」江村 想(鎌ケ谷市立第三中学校)
【2】「すだち香る、阿波まるごと、はさみ揚げ」青木菜那(富岡西高校)
【3】「そばガレット~信州の恵みをつめこんで~」萩原花音・彩音
【4】「栄養満点!満腹キッシュ」山口麻衣(神奈川県立大船高等学校)
【5】「おこしDEじゃがちゃん風コロッケ」丸尾桃子(長崎県立諫早商業高等学校)
【6】「夏バテ対策カラフルThank youミートローフ」香月来光(太宰府西中学校K・T&K・K剣道女子)
【7】「パクパク食べれちゃう!おこげご飯の冷製スープがけ」鈴木麻弥(山形県立山辺高等学校)
【8】「ジューシー・美味しい・とろけるトンカツ」西薗敬太(205 7人の小人達)
【9】「揚げないトマトチキンブレッド」平野早希(昭和女子大学附属昭和中学校)
【10】「サンキュー!~十勝の恵みギュギュっとガレット~」小池菜月(NANSHO☆GIRLS)
主催/株式会社オレンジページ 味の素株式会社 
協賛/株式会社J- オイルミルズ 味の素ゼネラルフーヅ株式会社
協力/株式会社グループセブ ジャパン
後援/農林水産省 フードアクションニッポン
協力/味の素株式会社 http://www.ajinomoto.co.jp/
撮影/ナカムラ ユウコ スタイリング/市沢衣久 イラスト/コダシマ アコ 取材・文/児玉知子(レ・キャトル)