
ついにグランプリが発表に! 受賞者のみなさんが表彰されました
「オレペ大感謝まつり」の終盤まで続いた開票作業。そして、閉会式の直前になり、ついに、グランプリ3作品と準グランプリ6作品が発表されました。どれも、1000を超える応募のなかから選ばれた、プロ顔負けの作品。受賞者のなかから未来の料理研究家が誕生するかも!?

柏原ひよりさん(7歳 兵庫県)、のぞみさん(36歳)
☆マヨで簡単ふんわり肉詰ピーマン☆
合いびき肉に玉ねぎのみじん切り、ミックスベジタブル、そして、卵の代わりにマヨネーズを加えたたねを、縦半分に切ったピーマンに詰めて焼けば、ふんわりジューシーな肉詰めピーマンに。ソースは、トマトケチャップととんカツソースを混ぜて食欲をそそる味に仕上げています。

苦手だったピーマンが料理の主役!
「がっつり食べたいお父さんと野菜が苦手な弟のために娘と作りました。食べることが大好きで赤ちゃんのころからキッチンが遊び場だった娘。ままごとから始まって、今では顔をしかめてかじっていたピーマンでおいしい肉詰め料理が作れるまでになりました。料理を通じて娘の成長を実感しています。この料理がいつか、大人になった娘の子に受け継がれることを願っています」(のぞみさん)

岐阜県立大垣南高等学校 若松彩乃さん(15歳 岐阜県)
まるごと! カボチャグラタン
大きな「坊っちゃんカボチャ」をまるごと電子レンジで加熱。上部をカットして種とわたの部分をくりぬき、器を作ります。中にえび、しめじ、鶏肉、玉ねぎが入ったホワイトソースを注いでピザ用チーズをのせたら、オーブンで焼いて完成! おいしいだけじゃない、楽しい驚きのある料理になりました。

祖父母の自家製かぼちゃが器に変身
「料理のいちばんのポイントは、おじいちゃんとおばあちゃんが作ってくれた、『坊っちゃんカボチャ』をまるごと器として使ったところです。毎日仕事をがんばってくれているお父さん、いつもおいしいごはんを作ってくれるお母さん、いつも楽しく明るい話で家族を盛り上げてくれる弟。そんな家族全員への感謝の気持ちをこめて作りました」

仙台市立東仙台中学校 佐々木涼穂さん(15歳)、清野真里奈さん(15歳)、橋本朔良さん(13歳)、
佐々木きららさん(13歳 宮城県)
ずんだハンバーグ
枝豆をフードプロセッサーにかけて作ったずんだ、ドリンクヨーグルトに浸したパン粉、卵、ひき肉、ナツメッグを混ぜ合わせて作ったたねをフライパンでこんがりと焼き上げれば、グリーンがきれいなハンバーグに。牛乳の代わりに使ったドリンクヨーグルトのさわやかな甘さがかくし味!

地元の特産物「ずんだ」で笑顔を再び!
「東日本大震災を体験した人々に、地元・宮城県の特産物である『ずんだ』を使ったハンバーグを食べていただき、食の喜びを思い出して笑顔になってほしい。そんな気持ちをこめて今回のジュニア料理選手権に応募しました。また、全国のみなさんにも、このハンバーグを作って食べていただくことで笑顔になってほしいです!」
小学生部門
★平澤葉奈さん、道子さん
さつまいもとクルミのしょうゆおこわ
★杉下 Angelica 実結世さん、挙子さん
キューバ風ピカディージョ
中学・高校生 個人部門
★菊地 南さん
宮城がいっぱい!! オーブン焼き
★髙橋千絢さん 瓦そばめし
中学・高校生 団体部門
★早稲田佐賀中学校 田平さん、塚本さん
大豆のヘルシータコライス
★関西大学第一高等学校 稲田さん、松本さん、堀田さん
思い出がつまった炊き込み焼きおにぎり~シメだし茶づけ~
イラスト/コダシマ アコ 取材・文/小澤理奈〈レ・キャトル〉