前ページのアンケートのように、パンを主食にした洋風の朝食をとる人が増えているようですが、やはり、日本人の食卓で古くから親しまれてきたのは〈和食〉。おいしいのはもちろんのこと、たくさんの魅力が詰まっています。「まず主食のご飯は、パンと比べて消化吸収がゆるやかなので腹もちがよく集中力が長く続きます。また、咀嚼する回数が増えて脳が刺激されることから、朝食で食べると目覚めもスッキリ! さらに、ご飯に合わせるおかずは、豆腐や納豆、焼き魚など脂質が少ない食材が多く、胃腸への負担が少ないのも特徴です。つまり、和食は朝食にとても適しているといえるでしょう」(新谷友里江さん)。
昼食や夕食は外食が多くても、朝食なら自分で工夫して、新しい習慣を取り入れやすいもの。今まではパン派だったという人も、明日の朝からぜひ和食メニューにトライしてみては?