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コウケンテツのわがままレシピ拡大版 いつでも!料理教室
Lesson32 ご飯泥棒の豆腐おかず
ヘルシーだから積極的に食べたい豆腐。ご飯に合うおかずのバリエをもっと増やしたい! という声にお答えしてご紹介するのが、コウさんならではのよくばりなレシピ。えびチリ&麻婆豆腐、豆腐ステーキ&豚キムチあんかけ。2つのおいしさが、ガッチリ手を結びました!
えびチリと麻婆豆腐のおいしいとこどり。ご飯に合わないわけがない! えび麻婆豆腐

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これはありそうでなかった中華アレンジです! えびチリと麻婆豆腐の組み合わせっす。ひき肉は使わず、えびでいきます。エビちゃんでいきます。でも味は麻婆ベース。当然のことながら、今回のメイン素材である豆腐も入れます。豆腐の料理とか、えびの料理のバリエーションがなかなかないんです……。というお声をよく聞きますが、これでもう1品増えましたね~♪ えびはしっかり下処理をしてください。このひと手間でおいしさがグンとUPしちゃいますよって。それと、豆腐の水きりには、ペーパータオル&電子レンジを使います。しっかり水きりしておくと、炒めるときにくずれにくいのでね。合わせ調味料には片栗粉も加えておくと、失敗せずにとろみがつきますよ。
ココがポイント!
豆腐の水けをしっかりきりたいときは、電子レンジが早い! ペーパータオルに包んだら、電子レンジで約3分加熱して。


 
キムチはこんな使い方もできるってこと、ぜひ覚えて欲しいな~。韓流豆腐ステーキ

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豆腐はご飯に合うおかずになりにくいんです……。そんな声もよく聞きます。韓国ではね。豆腐チゲや豚キムチに代表されるように、ご飯がガツガツすすむ料理がたくさんあります。豆腐、豚肉、キムチは黄金の食材なんですね。ならばそれを使わない手はないっ! てことで考えたのがこのメニュー。豆腐に片栗粉をまぶしてごま油で焼くことで、香りがよくなって、表面はカリカリの食感に。豆腐ステーキに豚キムチをのっけるだけでも、立派なメイン料理になりますが、ここはちょいアレンジして、豚キムチあんかけにしました。このあんかけ。
冷蔵庫に残った野菜をいろいろ加えれば、よりヘルシーでボリュームもUPしますよ!
ココがポイント!
うまみのあるキムチは、刻んであんかけにする使い方もあります。辛さや塩けはさまざまなので、味をみて分量を加減して。


料理のココロ …「これぞ、豆腐の鉄則」です。

さてさて、これから語るのは、コウケンテツが今回考えた「豆腐の鉄則」でございます。

豆腐を使った料理といえば、そのまま食べるか、煮るかって感じのものがまず頭に浮かびます。「冷やっこ」や「湯豆腐」。それと「みそ汁」や「鍋もの」は、定番中の定番メニューですよね。

でも、このままだと今回のレッスンテーマ『ご飯泥棒の豆腐のおかず』にはならない……。ということで、炒めたり→「えび麻婆豆腐」、焼いたり→「韓流豆腐ステーキ」してみました。調理法を変えると、メニューがぐーんと広がり、豆腐の味わいも変わってきます。なので、いろいろな使い方を試して、新しい味の発見をしてほしいですね。

そんで、結論! 淡泊な味の豆腐をご飯のおかずにするには、「しっかり味のものと組み合わせる」のが鉄則。あとは、炒めるときなんかは、しっかり水きりをしてあげてください。豆腐の水分でせっかくのしっかり味が薄くなってしまいますのでね。
 

料理/ コウケンテツ 撮影/松本祥孝(韓流豆腐ステーキの写真) スタイリング/ 諸橋昌子

次回の更新は4月15日(火)予定です。