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コウケンテツのわがままレシピ拡大版 いつでも!料理教室
Lesson28 使える! マヨネーズ味のおかず
「僕はマヨラーってわけじゃないけど、マヨネーズってえらいわぁ。見直したわ~」とコウさん。サラダにかけるだけじゃなく調味料として使ってみたら、簡単おかずがあっという間にできて、まろやかでこくのある味わいになりました。ぜひ試してみて!
豆板醤をきかせたピリ辛マヨソースがあとを引きます。えびのピリ辛マヨソース

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人気のマヨ味がいよいよ登場! 僕はなんでもかんでもマヨネーズをかける、筋金入りのマヨラー! ってわけではないんですが、おいしいマヨレシピならたくさんあります。なかでもこのレシピは、かなりのうまさです。
ジャ~ッと揚げ炒めにしたえびを、豆板醤とマヨネーズを牛乳でのばしたソースにザッとからめます。ピリ辛のソースとえびがよく合いますよ。マヨラーな人はもちろん、そうじゃない人にも喜んでもらえるレシピです。マイルドでこくがあり、酸味も兼ねそえているマヨネーズ。そこに豆板醤の辛みをプラスするんやから、ご飯にもビールにも合わないわけがない! おすすめっす!
ココがポイント!
えびは塩と酒につけておくと、酒が紫色になります。これはえびの臭みのもと。下処理をきちんとすると、えびのうまみがぐんと増します。


 
石狩鍋でおなじみの組み合わせを、なんとグラタンにしちゃいました。鮭とじゃがいものみそマヨグラタン

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グラタンといえばちょっと手間かな、と思われがちですが、このレシピは作り方が超簡単! 材料を並べて焼く。それだけ。じゃがいもだけは電子レンジで加熱しておきます。もともと複合的な味をしているマヨネーズを使うからこそ、わざわざホワイトソースを作らなくても簡単にできるんですよね。「えびのピリ辛マヨソース」はマヨネーズ+豆板醤で辛みをたした中華味。こちらはマヨネーズ+みその組み合わせ、味によりこくをたした和風味にしております。火が通りやすいように、鮭は小さめの一口大にすると安心です。そんで、じゃがいもを電子レンジにかけるときは、しっかり柔らかくなるまで加熱してね。
ココがポイント!
じゃがいもはあらかじめ電子レンジで加熱。加熱時間は機種によって違いがありますが、竹串がすっと通るくらいが目安です。


料理のココロ …「使いきれない調味料、どうしてる?」です。

僕ね。みなさんにいろんな味にチャレンジしてもらいたいなって思うんやけど、特別な調味料(豆板醤、オイスターソース、ナンプラー、コチュジャンなど)って残りがちですよね。実際「どんな調味料をそろえたらいいですか?」って質問、とっても多いんですよ。

そこで、コウケンテツからのアドバイス! 料理に欠かせない基本的な調味料(しょうゆ、砂糖、酒、みりん、塩、みそ)をそろえたら、何かひとつ、特別な調味料を買ってみてください。まずは一番小さいサイズのものを選んでね。

買ってみたらそれを使いきることを目標に、あれこれ試してみましょう。いちばんおすすめなのが、和風味の定番料理に少量ずつ使うこと。和風のおかずはアレンジしやすいんですよね。例えば、肉じゃがにコチュジャンを加えたり、炒めものにナンプラーを少しだけ入れたり。そうすれば使う頻度も高くなるし、その調味料の特性も知ることができます。おまけに、定番料理のバリエーションもどんどん増えていきますよ。
 

料理/ コウケンテツ 撮影/松本祥孝(鮭とじゃがいものみそマヨグラタンの写真) スタイリング/ 諸橋昌子

次回の更新は2月19日(火)予定です。