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コウケンテツのわがままレシピ拡大版 いつでも!料理教室
Lesson17 体が喜ぶ スタミナ餃子
しっかりスタミナをつけたいときは、餃子の出番! 「ご飯もすすむし、肉も野菜もいっしょにとれるから、食欲が落ちている夏こそ食べたいよね」とコウさん。カリッとした焼き餃子VSつるんとした冷たい水餃子。さあ、まずはどっちを作る?
ごま油でカリッと焼き上げた餃子は、至福のおいしさ。にらたっぷり餃子

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男のスタミナ食の定番・焼き餃子の登場。これは絶対「餃子ライス」でいきましょう! にらをこれでもか! と効かせるのが、コウケンテツ流。お店の餃子はにらが少なすぎるねん。なぜ「餃子ライス」なのかというと、僕は餃子はビールよりも断然ライス派だからです。このメニューは、ご飯の上に餃子をのせて初めて成立するのです。食べっぷりも男っぽく、餃子にたれをしっかりとつけたら、ご飯とともにガツガツかき込みましょう! そんで完食後、冷えたビールを一気飲み。ごちそうさま。こんな素敵な晩ごはんが待っていたら、旦那さんも仕事場から家にまっしぐら。家庭円満の秘訣は、にらたっぷり餃子ライス&食後のビールにあり。ホンマかいな?
ココがポイント!
カリッとした焼き餃子の秘訣は、仕上げのごま油。ふたを開けて強火で水けを飛ばしたら、ごま油を入れてフライパンを揺すります。


 
さっぱりと口当たりがよく、食欲がなくてもつるんといただけます。冷たい水餃子

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アジアは餃子圏といっても言い過ぎじゃない! 中国、日本はもちろん、香港、台湾。そして韓国でもよく食べるんですよ。意外かな? 今回は、韓国を代表する水餃子、「ピョンス」をご紹介します。実はこれ。子どもの頃、母がよく作ってくれた思い出の味なんです。
冷やして食べるのが特徴で、暑くて食欲のない夏にこのピョンスが食卓に並ぶと、ひんやり&つるりとしたのどごし、さっぱりとした口当たりで、いくらでも食べられるんですよね。豆腐入りのたねだから、ふわふわと柔らか。体にいいってのもうれしい。アカン……、この原稿書いてたらめっちゃ食べたくなってきた。今日の晩ごはんは決まりやね!
ココがポイント!
ゆで上がった餃子は氷水にとって冷やします。そのまま置いてしまうと餃子が水っぽくなってしまうので、すぐに水けをきりましょう。


料理のココロ …「基本、メンドクサがりの僕ですが……」です。

僕は基本、メンドクサがりなのですが、餃子包みは楽しいですね~。友達を呼んでのパーティなんかで、餃子包み大会をすると、かなりテンションあがりますよ(笑)。いろんな包み方を見せ合ったり、誰のが一番きれいか、なんてのも盛り上がる! コミュニケーションツールの一つとして、使ってみるのもありなんじゃないかな。

韓国には「包む文化」がありまして、包むというのを韓国語で「サム」と言います。これは「福を包む」って意味もあって、包むこと自体、とても縁起のいいこととされているんですよね。焼き肉を葉野菜で包んだりも、そんなところからきています。考えてみれば、餃子を包むってこともそう。福を包むんだと思ったら、なんだかワクワクしますよね~。
 

料理/ コウケンテツ 撮影/松本祥孝(冷たい水餃子の写真) スタイリング/ 諸橋昌子

次回の更新は8月14日(火)予定です。