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コウケンテツのわがままレシピ拡大版 いつでも!料理教室
Lesson7 野菜たっぷりひと皿ごはん
「忙しいときでも、パパッとできて、野菜がいっぱいとれるご飯が食べた~い」。そんなわがままを言ってみると「おなじみのメニューに野菜をプラスするだけでOK!」とコウさん。今回はフライパン一つで簡単! ひと皿に野菜がたっぷり入ったごはんを紹介してくれましたよ。
豚肉+野菜たっぷりのストロガノフは、めちゃ簡単だけど本格味。ごろごろ野菜のポークストロガノフ

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ストロガノフ。この料理の誕生にはいろんな説がありますが、ストロガノフ伯爵が考案(もしくは彼専属のコックさん)した代表的なロシア料理ってのが確かな説らしいです。仕上げにサワークリームで酸味を加えるのが特徴。普通は牛肉を使うことが多いのですが、コウケンテツ流は豚肉+野菜たっぷりでいきます。
サワークリームもレモンで代用。レモンのフレッシュは酸味もなかなかのものです。ポイントは白ワインを入れて肉と野菜を炒めるところ。程よい酸味が加わり、肉の臭みもなくなって奥行きのある味になりますよ。
ココがポイント!
肉と野菜を炒めたら、白ワインをふります。手軽に本格的な味わいになり、肉の臭みも残りません。なければ酒でもOKです。


 
みんなの大好きな豚肉のしょうが焼き。野菜も一緒に炒めちゃおう!ポークジンジャーライス

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僕、しょうが焼き大好きなんですね。事実いろんなバリエーションのしょうが焼きを紹介しています。が、前から思ってたことがひとつ。野菜も一緒に食べたいなぁ、と。その想いをこのレシピに込めました。ポイントは豚肉の炒め具合。決して肉が生焼けのまま、野菜を入れないでね。臭みが残る原因にもなりますので。そして、これまた僕の大好きなしょうがたっぷりのタレには、片栗粉も入れておきます。
こうすると、ほどよくとろみがついて味がしっかりからまり、えも言われぬ絶妙なハーモニーを醸し出します。タレは必ずもう一度混ぜてから加えてね。あとはゴハンにぶっかけて、ガツガツかきこんでください!
ココがポイント!
「豚肉をこんがりと炒めてから」、野菜を入れましょう。豚バラから出た脂で野菜を炒めると、肉のうまみが野菜にしみ込みます。


料理のココロ 今回は…「質問!野菜となかよくなる方法ってある?」です

う~ん、困ったちゃんやなぁ(笑)。僕の家に遊びにきたら、一日で野菜となかよくなれる方法直接お教えしますよ~(笑)。確かに野菜って保存が難しいし、意外に値段も高い。切ったりアクを抜いたりいろいろ手間がかかる……。そこで「2日で旬の1野菜」を提案! まず、野菜は絶対旬のものを調べて購入すること。野菜は季節そのものです。旬であるかどうかが味の良し悪しのほとんどを決めますので。その旬の野菜を2日で1種類必ず食べるようにします。これをしばらく続けてみてください。知識も増え、野菜本来のうまみも分かるようになって、これであなたも野菜となかよく、どころか野菜マイスターっすよ!
 

料理/ コウケンテツ 撮影/松本祥孝(ポークジンジャーライスの写真) スタイリング/ 諸橋昌子

次回の更新は3月6日(火)予定です。