デジタル化が進んで、子供たちにとってもスマホは身近な存在に。そこで気になるのが、スマホデビューのタイミング。防犯のためにも、小学校に入学したら持たせるべき? そのお悩みに、ITジャーナリストの高橋暁子さんがアドバイスします。
◇低学年にはまだ早い!
低学年のうちは、スマホを持たせても、なくしたり壊したり、充電を忘れたりなど物理的な管理ができません。そのため、スマホを持たせるのは時期尚早。防犯対策で持たせるなら、丈夫で機能も限られているキッズケータイや、ランドセルに入れておくだけでよいGPSが安心です。これらも防犯ブザーでまかなえるなら、必ずしも持たせる必要はありません。◇持っていなくても意外と大丈夫
スマホは、家族と連絡がとれるメリットもありますが、見知らぬ人とつながったり、ゲーム課金や依存などのデメリットも。また、スマホを持たせない方針の家庭も多いので、「持ってないと仲間はずれにされる」という心配もなさそうです。書籍『小学生おまもり手帖』では、スマホデビューの際に親ができるサポートなど、さらにくわしく解説しています。
このほかにも、「いじめられないか心配」「太ってる・やせてるはどこからが赤信号?」「赤ちゃんはどこからきたのってきかれた」「何をきいても『別に』とスルーされる」など、小学生の保護者から実際に寄せられたさまざまな声に専門家がアドバイス。困りごとがあるたびに、この本をめくれば解決の糸口が見つかるはず。子育ての頼もしい「おまもり」になる一冊です。
『小学生おまもり手帖』より