小学生になると、それまでと環境が大きく変わり、子供自身にも大きな変化が。動画やゲームにハマって夜更かししたり、中学受験の勉強で睡眠時間が短くなったり……。それに伴って「子供を朝起こしても、なかなか起きない」「日中ぼーっとしている」といったお悩みの声が。
◇睡眠不足はイライラや肥満のリスクも
睡眠不足は注意力・記憶力の低下、気分障害、イライラ感、肥満のリスク増など、さまざまな悪影響を引き起こします。覚醒中に学んだことを睡眠中に脳に定着させるため、受験勉強中であっても睡眠時間はしっかり確保するようにしましょう。◇親子いっしょに朝型生活に!
子供が朝起きられないのは、大人の就寝時間に合わせていっしょに夜更かししているからかもしれません。まずは大人から朝型生活に切り替えて。たとえば、朝早く起きて夕食の仕込みをすれば、子どもの帰宅後すぐに夕食を食べられ、就寝時間も前倒しに。土日でも平日と同じ時間に起きて、体内時計をくずさないことも大切です。3月5日発売の書籍『小学生おまもり手帖』では、さらに詳しいアドバイスが。このほかにも「いじめられないか心配」「赤ちゃんはどこからきたのってきかれた」「何をきいても『別に』とスルーされる」など、小学生の保護者から実際に寄せられたさまざまな声に専門家が答えています。困りごとがあるたびに、この本をめくれば解決の糸口が見つかるはず。子育ての頼もしい「おまもり」になる一冊です。
『小学生おまもり手帖』