
見てください! こちら、象印マホービンのオーブンレンジ、『
EVERINO(エブリノ)』。マットな色合いと、シンプルな見た目がかっこよくないですか?
「ぜひ新商品を試してみてください!」とのことで、オレンジページ編集部キッチンにやってきました。
届いたのは、ひとり暮らしや2人暮らしにぴったりの23Lタイプ。今年9月に発売された新製品です。他にも、ファミリーにおすすめの26Lタイプがあるそうで、家族の人数に合わせて最適なサイズを選べます。

マットなスレートブラックのカラーが、オレペキッチンの置き場所にもぴったり。
ちょっと小さめの23Lタイプなので、圧迫感なく置けました。
ダイヤルも表示部もシンプル、だけど文字は読みやすいし、真ん中にはあのかわいい「象印マーク」も!
そして使ってみると、「さすが、見た目だけじゃない……!」と実感。
『EVERINO(エブリノ)』は、「まいにちの、みんなの、とことん使えるオーブンレンジ」がコンセプトだそう。
炊飯器やホットプレート、トースターなど、「温め上手」の象印マホービンだからこそ追求された温め機能と、「いろんな機能があるのに、全然使えていない……」という悩みを解消する「使いやすさ」を、お試ししてみました!
①「うきレジ」って何? 2つのメニューを調理してすごさを実感!
まず気になった機能が「
全方位あたため うきレジ」。そう、その名のとおり、浮くんです……!


付属の角皿とガラスボウルは、一般的なものとはちょっと違った見た目。
まず庫内の上段に角皿を入れて、ガラスボウルを角皿下部のレールに差し込んだら……
本当に浮いている!!ボウルを庫内直置きで調理すると、接地面に熱が集中し、上部と底部で加熱ムラが発生しやすい構造になっている(象印調べ)のだとか。そこで! 食材を庫内で浮かせて調理することで、食材の上部と底部の加熱ムラを抑えた「全方位加熱」を実現した、ほかにはない新発想(※)の技術なんだそう。
※国内家庭用電子レンジとして、食材を浮かせて加熱する技術を搭載。2022年7月27日発表(象印調べ)というわけで、この時期おいしい「かぼちゃの煮もの」から挑戦。下ごしらえは、付属のガラスボウルに切ったかぼちゃの皮を下にして入れ、混ぜ合わせただし汁や調味料を回しかけるだけなのでお手軽です。

あとはダイヤルを「うきレジ」に合わせ、自動メニュー番号を選んでスタート。
え……あとは待つだけ? 簡単すぎるね~と編集部メンバーと話している間に、約9分(※)の加熱が完了。
※下ごしらえの時間は含みません。食材の種類、形、量、大きさや使用環境などによってできあがりが変わります。
レシピどおり少しおいて盛りつけたら……。見てください、この出来栄え。煮くずれもせず感動です。食べるとふっくら、ジュワッとおだしもしみて、もちろんおいしい!
どうやら、浮かせることによって庫内での位置が固定されるので、「赤外線センサー」が食材の温度を正しく検知し、加熱ムラを抑えて調理ができるのだそう。
この調子で、もう一つ気になったレシピに挑戦。それはパスタメニューです。
以前、電子レンジでパスタがゆでられる容器を使って作っていたことがあるのですが、加熱ムラがあったりして「やっぱり鍋でゆでるのがいちばん」なんて思っていたのですが……。

「
ベーコンとしめじの和風パスタ」のレシピを見て、付属のガラスボウルに半分に折ったパスタ、しめじやベーコン、調味料を入れます。レシピどおり、手前と奥に1㎝ほどすき間をあけてラップをして、庫内へ。

とびらを開けてすぐは、ぐつぐつと全体がしっかり加熱されているのがわかります。これは、かぼちゃの煮もののときと同じ。期待して、混ぜて盛りつけたら……
おまかせでこんなおいしいものできるの⁉ と驚き。在宅時や土日のランチに、これがあったらうれしいね! と、試食したメンバー全員一致のおいしさです(個人的に、今回No.1、また絶対作りたいおいしさでした)。
麺も、全体が加熱ムラが少なくプリッとした食感!
食材を浮かせることで、マイクロ波が庫内に広がりやすから、加熱ムラを抑えて作れるというのを実感しました。
②時短で本格調理ができる「レジグリ」に、温めなおしに便利な「サクレジ」も毎日使える♪
「レジグリ機能を使えば、レンジでおいしい焼き魚が作れちゃうんです。」そう聞いたら試すしかない! と挑戦。
「
芯まで レジグリ」という機能で作れるのですが、
最初にレンジ機能で食材の芯まですばやく熱を通してから、自動でグリル機能に切り換えて食材にこんがり焼き色をつけてくれるのだそう。
おおー、すごい!
通常のオーブン用角皿は金属でできていることが多く、レンジでは使えないはずですが、こちらは「レジグリ機能を最大限に活かす陶磁器(セラミック)製」とのこと。陶磁器はマイクロ波を透過するから、レンジ調理での使用も可能! その特徴に目をつけ、レンジ機能からグリル機能への連続調理を可能にしたのだそう。

さあ「焼き鮭」に挑戦。自動メニュー番号を選んでスタート(今回も簡単~)。

仕上がりはこちら! 途中で裏返していないのですが、しっかり両面が焼けているし、かといって上部が焦げていることもありません。皮もパリパリ。

箸を入れてもこのとおり、ふっくら。
ふだん、コンロについている魚焼きグリルで魚を焼いていたのですが、EVERINOならにおいが気になりにくいのはもちろん、片づけも角皿を洗うだけととてもラクチンでした。
こうなったら、買ってきた揚げ物をまるで揚げたてのように温め直してくれるという「
揚げ物 サクレジ」の機能もすごいはず。いつも油がベトベト&食感が気になっていた2大総菜「天ぷら&春巻き」でお試し。
サクレジも、
「レンジ機能ですばやく中まで温め、グリル機能で表面を焼き上げ」と、自動で2つの機能を切り換えてくれるんです。

ここでも付属の角皿が大活躍。揚げ物をそのまま並べて「サクレジ」専用ボタンを押してスタート。
結果は……天ぷらのころもや春巻きの皮はサクサクで、まるで揚げたてのおいしさに!

春巻きなんて、ザクッと感が戻ってる!
忙しくて買ってきたお総菜ですませたいときも、「サクレジ」で温め直せば、大満足の食事になりそうです。
③基本機能も、もちろん優秀。「トーストの焼き目が美しい……!」
やっぱりこれは欠かせないね、と編集部メンバーと話しながら試したのが「
トースト」。角皿に食パンを置いて、自動メニュー番号を設定してスタート(ブザーが鳴ったら裏返しは必要ですが、とっても簡単)。EVERINOの自動メニューでは、好みに合わせて「弱/中/強」から選ぶことができるのですが、こんがり焼けたのが好きなので、今回は「仕上がり/強」に設定してみました。

すると、最高に好みの焼き上がりで、「焼き目が美しい……!」。これは朝起きるのが楽しみになります。

とはいえ、慣れないうちだとしてもトーストを作るためにわざわざ取扱説明書を開いて自動メニュー番号を確認するのはめんどう……と思ったのですが、うれしすぎるものを発見! それが「メニューボード」です。なんと、
オーブンの下部から引き出して、自動メニュー番号がすぐに見られるようになっているとは。思いついてくれた人に拍手です。
さらに右下の二次元コードを読み取ってみると、象印のレシピサイトでたくさんのレシピを見ることができましたよ。

大活躍した角皿も、台所用中性洗剤とスポンジでさっと洗うだけなので、お手入れも簡単でした。
今回は、日常の料理や温めなどに使ってみましたが、年末年始のハレの日のごちそうにも活躍しそう。コンセプトどおり、
機能を持て余さずに使えると実感できた、毎日とことん使えるオーブンレンジ『EVERINO(エブリノ)』。
オーブンレンジの買い替えを検討しているかた、商品が気になったかたは、ぜひチェックしてみてください!