【3】知っておきたい! 驚きの栄養価の高さ古くから食べられてきたモロヘイヤにはこんな逸話が。一説によると、ある研究者が
モロヘイヤの栄養価を調べたところ、あまりの数値の高さに驚き、計測器の故障ではないかと疑ったといいます。日本では1980年代にエジプトから入ってきて、健康野菜として一大ブームに。
主な栄養素は次の3つです。
β-カロテン……強い抗酸化作用があり、細胞の老化防止に有効。にんじんの約1.5倍含まれています。
カルシウム……一般的に含有量が多いとされる小松菜が100gあたり170mgであるのに対し、なんと260mgも!
ムチン……血糖値の急な上昇を抑えたりコレステロールを排出するなど、生活習慣病予防に有効といわれています。またムチンは、切らずにゆで、刻むことで効率よく働きます。
この栄養量、すごいですよね。旬の今、食べないなんてもったいない! この絶品おひたしで、モロヘイヤをぜひ食卓に登場させてくださいね。
(『オレンジページ』2017年6月17日号)