【2】まるで水族館⁉ 熱量ある鮮魚の仕入れが圧巻「上町店」
下北沢店とは一転、なんだかおしゃれな外観の上町店に到着。
入り口の青果コーナーを超えて着いたのが、「
鮮魚のラインナップがすごい&おもしろい!」と友さんが絶賛する鮮魚コーナーです。
すると、さっそく出迎えてくれたのが、生きたままの「どじょう」&「さわがに」!
さらに横を見ると、見るからに生きのいいい「するめいか」に「つぶ貝」、「赤貝」などがずらり。
もちろん、パックに入った魚もあり、定番から珍しいものまでが大充実。
なるほどそういうことなんですね、友さん……と、納得したときに「こちらが、仕入れの高橋さんです」と、仕入れ担当のチーフを紹介されました。
オオゼキといえば、鮮魚の下処理を行ってくれると聞いていましたが、それは上町店でも同じ。「気軽にご依頼どうぞ~」と、窓から声をかけている高橋さん。
高橋さんによると、「
ちなみに、すっぽんもおろしたことがあります」とのこと。そもそもすっぽんが売っていることに驚きです!
そして、まるで水族館にいるような気になるラインナップについて聞くと、「
子どもから大人まで、楽しくなってくれるように、どじょうやさわがにを仕入れています」とのこと。こういった商品は足を止めてくれるための施策でもあるので原価で売り、定番や人気の商品から利益を得られる仕組みにしているのだそう。なるほど、やり手です……!
「さぁ、次は本店に行きましょう」と友さん、後ろ髪をひかれつつ、松原店へと向かいます。
【3】パンや総菜、調味料も! 楽しくなっちゃう「松原本店」
さすが本店! 赤れんがと町の電灯が相まって、堂々としたたたずまいです。
最初に訪れたのが、総菜コーナー。まずはその売り場面積の広さに圧倒されます。「
総菜や精肉、お酒などオールラウンダー」と友さんのいう本店は、総菜とオリジナルのパンコーナーが隣接し、わくわくする作り。
総菜コーナーでおいしそうな鮭ハラミ……と見ていると、「
本店の総菜は、生の魚を仕入れて、いちから総菜にしているんですよ! ハラミもえびマヨもそうです」というから驚き! 見ためからぐんと惹かれる理由に納得です。
「パンコーナーは、オオゼキでも一部の店舗しかないんです。今日はアップルパイがおいしそう!」
「
精肉コーナーでは、鶏のせせりやひざ軟骨とか、珍しい部位がいつでもあるのがすごい!」と栗原さん。お買い得な牛テールを見つけ、「ちょっと仕込む時間がないから、買えない~」と悔しそう。
広い店内を回っていると、「あ!」と何か見つけた模様。
「これこれ、なかなかないんです」と絶妙な太さでハマっているというパスタを発見! 他にも節があるうどん、仙台麩など、「
端までくまなく見ると、気になる商品がいっぱい隠れているのがオオゼキの楽しいところ」なのだとか。
お気に入りの熊本県の料理酒・赤酒も、「ここでしか見ない!」と友さん。
友さんと3店舗、それぞれ違うコーナーを回りながらも「なんだかオオゼキって、どんなスーパーかわかってきた気がする……」と思ったとき、松原本店の出口で見つけたのが創業者のプレート。
松原本店の店長・櫛田さんいわく「
他の店では余分な商品かもしれなくても、珍しいものも仕入れて、お客さんといっしょに楽しむのが、先代の会長からの教えなんです」とのこと。
この「訪れる楽しさ」こそ、友さんが便利なスーパーとして愛用するだけではなく、「オオゼキといっしょに仕事したい! いろんな人にわくわくしてほしい」と思い、社外顧問になった理由なんですね。現在、今年の冬に向けて、水面下では〈栗原友×オオゼキ〉の商品化プロジェクトも進んでいるそう。まだまだオオゼキから目が離せません!
>>前編/【好きすぎて「顧問」に!】料理家・栗原友さんがスーパー「オオゼキ」に惹かれる5つの理由。
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