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マイナンバーカードで日々のくらしがどう変わる?

2016年1月から交付が始まった「マイナンバーカード」。もうみなさん、お持ちですか? 「持ってるよ!」という人も「じつはまだ……」という人も、この機会に詳しく学んで、便利&お得に活用しましょう!

「マイナンバーカード」って?
マイナンバー(個人番号)が記載された、顔写真・ICチップつきカード。正式名称を「個人番号カード」といいます。公的な本人確認書類になるだけでなく、電子証明書を利用したオンライン申請ができたり、自治体サービスをスムーズに受けられたり、さまざまな場面で活躍します。
「マイナンバーカードがあれば行政手続きや証明書の発行がラクになります」
実際にマイナンバーカードを利用している丸山さん。交付が始まった翌年に取得したそう。
「当時、運転免許証以外の本人確認書類が欲しいと思って申請したんです。制度ができたばっかりだったので、まだまだ利用できることは限られていましたが、それでも個人事業主で確定申告をしたり、取引先に個人番号と本人確認書類を登録したり、これ一枚で確認手続きが完結するのは便利でしたね。その後、離婚してシングルマザーになり、名前が変わったり住所が変わったり、それらを確認する公的な確認書類が必要になる場面がたくさんありました。そういったときもマイナンバーカードのおかげでスムーズに手続きできて、すごく助かりましたよ」
教えてくれたのは 丸山晴美さん
ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。講演やメディア出演のほか、自身の経験をもとにした『節約家計ノート』(東京新聞)、『シングルママの「お金に困らない」本』(徳間書店)などの著書も人気。
「忙しい人こそマイナンバーカードを上手に活用してほしい」
私のまわりでもマイナンバーカードを利用しているママ友がたくさんいます」と丸山さん。
「私もそうですが、仕事をしていると、日中役所へ行くことってなかなかできません。証明書1枚取るのに半休取るのも、なんだかもったいないですよね。お子さんがまだ小さいと、出かけるだけでもひと苦労です。でもマイナンバーカードがあれば、毎日6時30分〜23時コンビニのマルチコピー機で証明書の発行ができます。また、(マイナンバーカードを使ってログインする)マイナポータルを利用すれば、児童手当や保育所等の手続きに必要な申請もオンラインで行えるんです。自由に時間がとれないかたたちこそ、上手に活用してほしいですね」
「便利なだけじゃなく、時間もお金も節約できて生活に役立つ場面も」
マイナンバーカードは便利なだけでなく、お得な面も!
「私は個人事業主なので毎年確定申告しているのですが、昨年分からe‑Taxでマイナンバーカードを使って申告(青色申告)すると、引き続き65万円の青色申告特別控除を受けることができます。ほかにも、住民票の写しや印鑑登録証明書は、私の住む自治体では窓口で取得するよりも、コンビニのマルチコピー機から取得したほうが、100円安いんです。2019年からは旧姓併記もできるようになったので、旧姓を確認するための手続きや書類も不要になりました。書類を取得するためにかかる費用はもちろん、窓口へ出向く時間やその交通費など、ずいぶん負担が軽くなりましたね」
「持っておくことでいざというときの手続きもスムーズに」
昨今のコロナ禍や、災害時の手続きもマイナンバーカードが役立つ場面のひとつ。
「災害などの非常事態はいつ起こるかわかりません。そういうときこそ、スピーディな手続きが求められます。昨年の特別定額給付金申請の際も、私の住んでいる自治体ではマイナンバーカードのおかげでスムーズにできて助かりました。〈もしも〉のとき、必要なサポートを受けるためにマイナンバーカードが大切になってきますね。また、今年から健康保険証として利用できるようになりましたし、2024年度末からは運転免許証としても使えるようになるそうです。今まで別々だったカードが一本化されるとスッキリまとまって、ますます効率化されますね」
「取得する人が増えるほどより便利で豊かな社会になっていきそう」
どんどん〈できること〉が増えているマイナンバーカード。丸山さんが今後期待するサービスを伺いました。
「今(2021年9月12日時点)のマイナンバーカードの取得率は約37.9%。国民の約3人に1人超が持っているわけですが、この取得率がもっと上がれば、行政機関だけでなく民間企業でも、マイナンバーカードを使ったサービスが増えてくると思います。電子化が進み、今までは書類をそろえて本人自ら提出しに行かなければならなかった手続きがオンラインでできたり、窓口がバラバラだった申請が一連の流れで簡単に完結したり。忙しい現代人の頼もしい味方になってくれることを期待しています!」
みんなの疑問に答えます!
Q1 :取得方法って、めんどうじゃない? A :オンラインはもちろん、郵送での申請も可能です申請方法はいくつかありますが、おすすめはQRコードを使ったスマートフォンからの申請。顔写真もスマートフォンのカメラで撮影できて便利です。画面の案内に従って必要事項を入力して送信するだけなので、カンタン! 申請後、約1カ月で交付通知書が届きます。必要な持ち物を確認し、本人が交付場所に行きましょう。
取得までは簡単2ステップ! ①申請
スマートフォン(QRコード)
パソコン(WEBサイト)
証明写真機(QRコード)
申請書を郵送
ほかにも、出張申請受付等を行っている市区町村もあります。②交付通知書記載の交付場所へ(本人)
受け取りに当たり、土日開庁している市区町村もあります。
Q2 :セキュリティ対策って、ちゃんとされているの? A :万全のセキュリティ対策に加えて顔写真での本人確認や暗証番号がないと使えませんマイナンバーが記載されていますが、利用するには顔写真での本人確認が必要であり、他人があなたのマイナンバーを使って手続きすることはできません。ICチップもついていますが税や年金などのプライバシー性の高い個人情報は入っておらず、オンラインを利用するには交付時に設定した暗証番号が必要。さらに暗証番号を一定回数間違うとロックがかかり、不正に情報を読み出そうとするとICチップが壊れる仕組み! 悪用は困難です。 Q3: 万が一、なくしちゃったら? A: まずはコールセンターへ。365日24時間体制で、一時利用停止の手続きを行えます もし紛失したり、盗難されたりした場合は、まず最寄りの警察や交番に届け出ましょう。そのうえで、マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178〈マイナンバー〉)にお電話を。24時間365日、一時利用停止が可能です。その後、カードが見つかれば、市区町村で一時利用停止解除を、見つからなければ再交付の手続きを行うことになります。
※利用できるサービスは、各市区町村や施設によって異なります。詳しくは各所にお問い合わせください。
マイナンバーカードについて詳しくはこちら>>協力/総務省

監修/丸山晴美 撮影/三好宣弘(RELATION) ヘア&メイク/五十嵐友美 取材・文/児玉知子

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