ここ1~2年、食品や光熱費の値上げなど、家計への影響が心配されるニュースが続いています。そこで今回は「お金事情」を調査。節約方法から、将来の備えまで。みんなのリアルな「お金」の今に迫ります!
今回の調査で、「節約を意識している」人は92.5%で、なんと9割超。値上げの影響が、毎日の暮らしに大きく影響していることがわかります。また、注目すべきは節約したい費目。1位が「光熱費」53.7%、2位が「食料品代」48.1%で、前年の調査から1位と2位が逆転。高騰が続く「ガソリン代」も昨年の7位から4位に順位を上げ、生活に欠かせないものの値上げが、家計を圧迫していることがうかがえる結果となりました。
(n=872・複数回答のうち上位5項目)
身近なことからコツコツと。無理なく続けられる方法を実践している人が目立ちます。みんなの「節約の工夫」をいくつかご紹介。
現在と将来のお金に関する不安では、複数回答で「現在のお金」35.0%に対して、「将来のお金」は倍以上の80.8%に。不安な項目としては「老後の生活資金不足」が最多で70.8%、「教育費や生活費で貯蓄もできず、老後に備えた計画的な準備ができていない」(50代・たま)といった声が目立ちます。年代別で見ると、30~40代は「子どもの将来の教育費」、60代以上では「病気や介護による支出」が多い傾向に。年齢によって、「不安」の内容も変わってくることがわかります。
将来のために資産運用をしている人は50.0%で、全体の半数。内容は、積み立てや定期預金メインという人が多く、株式や投資信託、NISAなどは3割前後。また、資産運用に回す1カ月あたりの金額は、「1万~3万円未満」が最多でした。一方、資産運用をしていない人の理由は、「蓄えに回す余裕がない」50.7%が1位で、「賃金は上がらないのに物価ばかり上がって、貯金ができない」(40代・えこ)などの切実な声も。ほかに、「損をするのが怖い」「やり方がわからない」「知識や経験がない」を挙げる人も目立ちました。
将来のお金に不安を抱く人が多い一方、お金について相談できる人が身近に「いない」という人は76.6%、そのなかで「相談できる人がいてほしいと思う」は62.0%に上ります。近年は、ファイナンシャルプランナーなど、お金の専門家の話をきいたり相談したりできるマネー講座やセミナーも増えているので、利用するのも手。では、実際に受講した人の感想は……!?
友人と節約の話は気軽に情報交換できても、「お金」の話はなんとなくしづらい......。ホントのところ、みんなはどんなことが知りたい? 相談したい?
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