ⓒChiharu Sakazaki/JR東日本/DENTSU
※SuicaはJR東日本の登録商標です。※SuicaのペンギンはSuicaのキャラクターです。

さかざきちはるさんが描くJR東日本の交通系ICカード「Suicaカード」キャラクターのSuicaのペンギンは、全国にファンがいっぱい！株式会社オレンジページは、JR東日本のグループ会社としてSuicaのペンギングッズを数多く製作しています。

「Suicaのペンギン錫のビアカップ」企画がはじまった日のこと

2024.08.07

7月25日に発売した、オレンジページshop限定の新商品「Suicaのペンギン錫のビアカップ」。「飲みものがキンキンに冷えてすごい！」「カップを冷蔵庫に少し入れておくだけで冷える」「昼間はアイスコーヒーを飲むのによさそう」など、購入された皆さまから続々と感想をいただいています。錫の特性で、ビールはもちろん、夏に飲みたい冷え冷えドリンク全般がおいしくなるのが魅力です。

個人的には、スリムな形状が自分の小さな手におさまりやすいのがお気に入り♪ まわりに水滴がついた大きなカップはすべって持ちにくいんですよね。

今年の初めに訪れた「能作」で出会った錫製品

「Suicaのペンギン錫のビアカップ」が生まれたのは、今年1月に製造メーカーを訪れたことがきっかけ。隣のチームが、世界各国から観光客が訪れる富山県高岡市の老舗鋳物メーカー「能作」の人気を探る取材に行くと聞きつけ、同行したのです。

東京駅から初めて北陸新幹線に乗ると、想像していたよりすぐに到着しました。社屋前のスペースには、大きく気持ちのよい空間が広がっています。約束の時間まで、社屋に併設されたカフェ「IMONO KITCHEN」でコーヒータイム。ここでは錫の器が楽しめると聞いていたとおり、ケーキプレートは錫製の素敵なデザインです♪

能作では、錫のテーブルウェアや真鍮のインテリア用品などを多く手がけています。色々な商品を見せていただいたなかで、「Suicaのペンギングッズ」としてよさそうと思ったのが、スタイリッシュな形状の「錫製のビアカップ」。この桜のように側面にペンギン絵柄を入れたらきっとかわいい！　と、魅かれました。

製造現場も見せていただきました

能作では、事前予約をすれば、どなたでも工場見学ができるようになっています。もちろん、弊社メンバーも見学させていただきましたよ。工場内では磨き上げられた仏具や花器を拝見でき、職人さんが繊細な仕上げ作業をする様子も。錫の箸置きもデザインが細かく素敵でした♪

ちょうどお昼の時間となったので、再びカフェ「IMONO KITCHEN」で、今度はランチを。カットしたベーグルが盛られた錫の器は、世界的にも有名な、能作の錫100％製の曲がる「KAGO」です♪　初めて実物を拝見したのですが、しなるように曲がるのが不思議！　サラダプレートと小鉢も錫製でした。錫の温かみのある雰囲気は、洋風の料理にもとてもよく合います。

雪が積もった寒い冬から企画が始まり、冷え冷えドリングがおいしい夏に発売を迎えた「Suicaのペンギン錫のビアカップ」。ペンギングッズメーカーの製造現場を見られることは、ごくまれですので、今回はとても幸せでした。能作の素敵な社屋と工場を思い出しながら飲むと、一段とおいしく感じます。
完成したビアカップの絵柄は、「バラ（写真上）」と「ヨガ（写真下）」の２種類。贈りものにもできるよう、それぞれ、金と銀の箔押しを施した箱に入れてお届けします。

【株式会社能作】
1916年創業。富山県高岡市で、錫100%製テーブルウェア、真鍮製のインテリア用品や仏具、茶道具、花器、その他鋳物全般の製造・販売を行う鋳物メーカー。国内外のデザイナーの起用も多い。社屋併設のカフェ「IMONO KITCHEN」では、県内産の野菜などを使ったメニューを提供。結婚10周年を祝う錫婚式事業なども手がける。本社FACTORY SHOPをはじめ、北海道から福岡までの百貨店やホテル内に直営店18店舗がある。

こちらは、能作のパレスホテル東京店。とても素敵なショップですので、ご興味のあるかたはぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。