2020.10.13
2020年、「けっこう思い当たることがたくさんある!」とSNSやラジオで話題にのぼった『鏡リュウジの未来予報カレンダー』の2021年版が登場です! 西洋占星術の第一人者・鏡リュウジさんの365日の星からのアドバイスは、読むと心がほっとして、なんだか勇気が湧いてきます。女流星空写真家・小池ひとみさんの幻想的な星空写真に癒やされながら、ぜひ2021年も素敵な毎日をお過ごしください!!
表紙は一本の木に星が降り注ぎ、彼方に夜明けを感じさせる一枚を選びました。鏡さんは言います。「大きな試練のあとには必ず、それを乗り越える新しい価値観と希望が生まれてくるはず。星ははっきりと告げています。人々はもっと手を取り合えることを、そして新しい希望が生まれることを」。
では、この読むカレンダーをご紹介します!
3月のカレンダーで詳しくご紹介しましょう。夜空をバックに美しい桜が咲き乱れる写真が印象的ですね。まず、月の総論が述べられたあと、星々の位置から割り出した、毎日のアドバイスがびっしり書き込まれています。月の総論で、今月のイメージをつかみ、日々のアドバイスを参考に。なお、月のラッキーカラーとラッキーアイテムもチェックして!
これは2021年3月3日の例。このように毎日の天体の動きと、その意味を説明しています。さらに、その日総合的にみて、全体運がよい星座を◎、愛情運がよい星座をハートマークでご紹介。もちろん、年中行事や二十四節気など、季節を表す情報も充実。新月と満月も載っています。
そして美しい天体写真は新潟県在住の女流星空カメラマン・小池ひとみさんが担当。幻想的かつ神秘的な星空は、日々の心を癒してくれます。ここでいくつかご紹介しますね。
1月。しんしんと雪の降る音が聞こえてきそう、と思ったら、雪ではなく星が降っていたのです。
2月。空気が澄んでいる季節は、天の川も際立って美しいですね。影とのコントラストがさらに星空の奥行を際立たせます。
4月は水田。まさに田植えが終わった直後の棚田に空が映りこみます。
5月は岩の色の美しさに注目。岩と星を見比べると、地球も星のひとつという気持ちになりますね。
6月は小池さんの星空写真によく登場する観覧車。なぜか、宇宙ステーションに見えてくるから不思議です。
7月は夏山シーズンにちなんでこの写真に。裾野から天にのびるゴンドラのロープのように見えませんか。
8月は満点の星を眺めているひまわりたちのさざめきが聞こえてきそうです。
9月は、夏の名残の花火のような夜空をフィーチャー。美しいカラーグラデーションに溜息がもれます。
10月は紅くなりはじめた山の景色と、その向こうに見える冬の星座の代表格・オリオン座を愛でてみませんか。
11月はエメラルドブルーの空が美しいですね。葉を落とした木々に冬への気配を感じます。
12月は天然のクリスマスツリー。木の上に星が降った一瞬を捉えた写真です。雪の上を走る小さなけものたちは、こんな風景を日々眺めているのですね。
そしてこれだけで終わりではないのです! 巻末に2021年の総論と、来る2022年の展望、さらに2021年の12星座別星占いが掲載されているという充実ぶり! 花松あゆみさんのイラストもとっても印象的です。
『オレンジページ』をはじめ、数々のメディアで活躍中の著者、鏡リュウジさんは、占星術に心理学的な側面からアプローチする「心理占星術」を日本に紹介するとともに、文化史や西洋の魔術などの広い知見をベースに、星のメッセージを伝えます。そこには、読み手に対する温かい思いと、読み手を和ませるウイットがあふれています。
このカレンダーで、星空と日一日を一年365日、たっぷり楽しんでいただけると思います。
ぜひ2021年、このカレンダーをおともに、素敵な一年にしてくださいね!
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監修・文/鏡リュウジ 文/浅島尚美(説話社) 撮影/小池ひとみ イラスト/花松あゆみ デザイン/清水佳子(smz')
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