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栗だけ栗きんとん

料理: ワタナベ マキ

撮影: 三村健二

栗だけ栗きんとん

材料 (10個分)

  • 生栗(鬼皮つき) 500ɡ
  • 重曹(料理用) 小さじ1/3
  • きび砂糖(なければ砂糖) 50~60ɡ
  • 塩 少々

作り方

  1. 口径20cmくらいの鍋に水3~4カップを注ぎ、重曹を加えて混ぜる。栗はざっと水で洗い、鍋に加える。中火にかけ、煮立ったら弱めの中火にして40~50分ゆでる。途中、湯が減ったらそのつど栗が浸るくらいまで湯を足す。1個取り出して縦半分に切ってみて、中心が白っぽくなければ火が通った証拠。水けをきって粗熱を取る。
    重曹を加えて、しっかりとアクを抜くのがポイント。
  2. 栗を包丁で縦半分に切る。鬼皮が柔らかくて刃が入りにくい場合は、立てて置き、栗の先端から刃を入れると切りやすい。栗が温かいうちに小さめのスプーンで身をくりぬき、ボールに入れる(正味350ɡくらいになる)。
  3. すりこ木(なければ木べら)で大きなかたまりがなくなるまで、ざっとつぶす。少し粒が残るくらいで手を止める。
  4. ゴムべらに持ち替える。きび砂糖、塩を加えて全体になじむまで混ぜる。栗の風味とよく合う、きび砂糖がおすすめ。
  5. さらしはぬらして堅く絞る。手にさらしを広げ、【4】の1/10量をのせる。さらしの四隅を合わせるように包み、そのまま上部をひねりながら茶巾状に丸く整え、さらしをはずす。残りも同様にする。
    さらしがなければラップでも可。少しくっつくが、同じようにできる。

    ※栗の種類や鮮度によって、でき上がりの色が異なる場合があります。
    ※1個ずつぴったりとラップで包み、冷蔵で3日間、冷凍で1週間保存できます。