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自家製バター

料理: スタジオナッツ

撮影: 宗田育子

自家製バター

材料 (作りやすい分量・約100g分)

  • 生クリーム(動物性乳脂肪分40%以上のもの※) 1パック(200ml)
  • 氷(製氷器で作ったもの) 1個
  • ポリ袋(25×30cmくらいのもの) 2枚
  • 輪ゴム 2本
    • ※乳脂肪分40%未満のものでもバターは作れますが、袋を振る時間は1.5~2倍かかります。その場合は、生クリームがぬるくなって泡立ちがわるくなるのを防ぐため、氷は2個入れるようにして。

作り方

  1. 生クリームは冷蔵庫に1時間以上置き、よく冷やす。ポリ袋を2枚重ねにし、内側のポリ袋に生クリームと氷を入れる。
  2. 内側のポリ袋に空気を入れてふくらませ、輪ゴムでまず内側のポリ袋の口をしっかり閉じる。このとき、できるだけ大きくふくらませて、生クリームの動くスペースを広く作っておくのがポイント。次に外側のポリ袋の口も、内側のポリ袋を閉じた部分に重ねるように、輪ゴムできちんと閉じる。
  3. ポリ袋を上下に振る。このときポリ袋の口を持ち、中身が上下に勢いよく動くように振ると、泡立ちやすい。また、袋に爪を立てると破れやすくなるので注意して。

    2~3分振って、音がしなくなった状態。泡立った生クリームがポリ袋の内側全体にべったりとくっつき、動きにくくなっている。
  4. 続けて5~7分振った状態。水分が分離しはじめ、バターの小さなかたまりがポリ袋の内側に点々とついている。
  5. さらに3~5分振って、バシャバシャと音がするようになった状態。水分が出るにつれ、バターがひとかたまりになっていく。バターが8cm大くらいにまとまったら、振るのは終了。
  6. ポリ袋の片端をはさみで少し切り、ボールに水分(バターミルク、POINT参照)を取り出す。
  7. なめらかな口当たりの、手作りバターの完成! 味がついていないので、このまま料理などに使うときは、塩ふたつまみを加えて混ぜ、有塩バターにする。バターは密閉できる容器に入れて冷蔵庫で保存し、1週間を目安に使いきって。