パリッと焼いた薄皮の中には、さつまいもと黒豆がぎっしり。
渋めのお茶によく合う、素朴な甘さが魅力。
黒豆は、ペーパータオルにのせてしっかりと汁けをきる。さつまいもは幅2cmの輪切りにして皮をむき、水に5分ほどさらしてざるに上げ、水けをきる。あんを作る。耐熱のボールにさつまいもを入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W使用)で3分30秒ほど加熱する。竹串がすーっと通るくらいになったら取り出し、熱いうちにフォークの背でざっくりとつぶす。砂糖大さじ2と塩ひとつまみを加え、しっとりとまとまるまでフォークでよく混ぜ合わせる。まとまりにくいようなら、様子をみながら水を大さじ1ずつ加え、そのつどよく混ぜる。
まな板に30cm四方に切ったラップを置いて1のあんをのせ、手で13×24cmくらいに広げる。表面に黒豆をまんべんなく散らし、手前からあんをラップごと持ち上げるようにして、あんの端を重ねる。ラップの上からしっかりと押さえ、手で3×3×24cmくらいの四角い棒状になるように形を整えて、幅2cmに切る。
ボールに小麦粉1/2カップ強、水1/2カップ、塩ひとつまみを加えてスプーンで混ぜ、ころもを作る。2のあんを1/2量ずつ、2回に分けて焼く。フライパンにサラダ油を薄くひいて弱めの中火で熱し、あんの一つの面をころもに浸して薄くつけ、フライパンに順に並べ入れて1分ほど焼く。ころもが白っぽくなったら取り出し、他の一つの面に薄くころもをつけて焼く。同様にしてすべての面を焼き、残ったあんも同様に焼く。