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基本の肉まん

料理: 大庭英子

撮影: 岡本真直

基本の肉まん

材料 (8個分)

  • 基本の生地
  •  薄力粉 150g
  •  ベーキングパウダー 小さじ2
  •  牛乳 80ml 
  •  砂糖 大さじ2
  •  ごま油 大さじ1
  •  塩 少々
  • 打ち粉用の薄力粉 適宜 
  • 肉だね
  •  豚ひき肉 100g
  •  ねぎ 1/3本
  •  しょうがのすりおろし 小さじ1/2
  •  酒 大さじ1 
  •  ごま油 大さじ1/2 
  •  しょうゆ 小さじ1/2
  • 塩、こしょう 各少々
  • サラダ油

作り方

  1. ボールに薄力粉とベーキングパウダーを入れて、手でさっと混ぜ合わせる。別のボールに、残りの生地の材料を入れて混ぜ、合わせた粉を加える。
  2. 手で大きく混ぜ、粉と水分をなじませる。水けが全体にいきわたったら、さらに指先でつかむようにしながら生地を練り合わせる。
  3. 粉っぽさがなくなり、全体がまとまったら乾燥しないようにラップをかける。そのまま室温に10分ほど置き、生地をねかせる。
  4. 生地をねかせている間に肉だねを作る。ねぎはみじん切りにして、残りの肉だねの材料とともにボールに入れ、粘りが出るまで手でよく練り混ぜる。
  5. まな板の上にかるく打ち粉をして【3】の生地をのせる。手でころがしながら、長さ25cmくらいの棒状にのばし、包丁で8等分に切る。
  6. 1切れずつ手のひらにのせ、ころがして丸める。全部丸めたら、まず手のひらのつけ根で押さえて、生地を平らにする。
  7. 次に指先で生地をつまむように持ち、きき手をめん棒にのせる。めん棒を生地の中心までころがして押しのばしてから、めん棒を手前に引いて生地を30度くらい回転させる。この動作を繰り返して、直径7~8cmに丸くのばす。このとき、中心が厚くなるようにのばすと、たねが包みやすくなる。残りも同様にしてのばす。
  8. 手のひらに生地をのせ、中心に肉だねの1/8量をのせる。親指と人さし指で、生地の縁の1点をつまむ。親指をつまんだ部分に添えたまま、人さし指で生地を引き寄せ、ひだをとる。
  9. 生地をのせた手の親指で肉だねが飛び出さないように押さえ、親指を支点にして、時計回りに動かしながら人さし指で細かくひだをとる。最後は、親指と人さし指でつまんで、口をしっかりと閉じる。残りも同様に包む。包んだものから順にバットに並べ、乾燥しないように、乾いたふきんをかけておく。
  10. 直径26cmのフライパンにサラダ油大さじ2/3を中火で熱し、肉まんを2~3cm間隔で並べる。水2/3~1カップを注ぎ、ふたをして中火で3分ほど蒸し焼きにする。
  11. さらに弱火にし、5~6分蒸し焼きにする。水分が完全になくなったらふたを取り、最後に強火で底がカリッとするまで10秒ほど焼けばでき上がり。