甘辛味のきのこも、また格別のおいしさ。まいたけで煮汁が黒くなりますが、すき焼きなら気になりません。
まいたけ、しめじは石づきを切り、小房に分ける(下記参照)。しらたきは塩少々をふってもみ、流水で洗い流し、鍋に入れる。ひたひたの水を加えて強火にかけ、沸騰したら弱火で5分ほどゆでて臭みを取り、水けをきる。粗熱が取れたら食べやすく切る。ねぎは幅1cmの斜め切りにし、春菊は茎の堅いところを切り落とす。小鍋に割りしたの材料を入れて強火にかけ、砂糖が溶けたら火を止める。
すき焼き鍋に牛脂を入れて溶けるまで中火で熱し、牛肉を炒める。まいたけ、しめじ、しらたきを加えて酒大さじ4をふり、割りした適宜を注ぐ。煮立ったら火を弱め、きのこがしんなりしたら、ねぎを加えてひと煮する。食べる直前に春菊を加える。
(1人分435kcal、塩分3.3g)
●石づきは、きのこ菌のついたおがくずなどの床に、きのこがくっついていた部分。堅くて食べづらいので取り除きます。しめじ、まいたけは下1~2cm、えのきは根元も含めて下4cmくらい。生しいたけの場合は、下1cmの部分を「石づき」、その上からかさまでの部分を「軸」と呼びます。ちなみに、しいたけの軸は食べられるので捨てないで。縦に裂いて、炒めものなどに加えます。
また、「小房」は一口大より少し大きめくらい。手で小房にほぐしたら準備終了。きのこは基本的に洗わずに調理します。汚れがついていれば、ペーパータオルで拭き取って。