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里いものそぼろ煮

料理: 大久保恵子

撮影: 対馬一次

里いものそぼろ煮

材料 (4人分)

  • 里いも(大) 6個(約500g)
  • 鶏ひき肉 200g
  • にんにくの茎 100g(約1束)
  • だし汁 2カップ
  • 砂糖
  • しょうゆ

作り方

  1. 里いもは上下を切り落として縦に皮をむき、幅1.5cmの輪切りにする。塩適宜をふって手でもみ、ぬめりを洗い流す(または下記を参照して皮をむき、輪切りにしても)。にんにくの茎は、味がしみやすいように包丁の腹で全体をかるくたたいてから、長さ3cmに切る。
  2. 鍋に鶏肉を入れて酒大さじ2をふる。弱火にかけ、菜箸3~4本で絶えず混ぜながら、ポロポロッとするまで炒める。
  3. 里いもを加え、だし汁を注ぎ入れて強火にし、煮立ったら中火にしてアクを取り除く。砂糖大さじ1と1/2、しょうゆ大さじ2と1/2~3を加えて混ぜ、落としぶた(なければアルミホイル、またはオーブン用シートを鍋の口径よりひとまわり小さく切り、中心に穴をあけても)をして10分ほど煮る。
  4. 落としぶたを取り、にんにくの茎を加えて再び落としぶたをし、汁けがほとんどなくなるまで煮る。
    (1人分222kcal、塩分1.8g)

    ●手がかゆくならない皮のむき方
    里いもの皮をむくと手がかゆくなってしまう、という場合は、下ゆでしてからむく方法がおすすめ。
    1.里いもは泥をたわしなどでよく洗い落として鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて強火にかける。煮立ったら中火にし、8~10分、やや堅めにゆでる(竹串を刺してみて、やっと通るくらいが目安)。水けをきり、粗熱を取る。
    2.里いものとがったほうを上にして持ち、まず先のほうを切り落とす。切り口から包丁の刃を入れ、下に向かってひっぱるようにして皮をむく。