こくのあるいかのわたに、みその風味をプラス。香り高いせりの根が、いかの臭みを消して食欲をそそります。
せりの根は水でよく洗って汚れを落とす。しめじは石づきを切って小房に分ける。ねぎは縦4つに切って長さを半分に切る。いかは胴の中に指を入れて足のつけ根をはずし、足とわたをゆっくりと引き抜く。目の下のところで切り、わたと足に分ける。目を切り取り、目の下にあるくちばしを手で取り除く。
足は包丁の刃先で大きな吸盤をこそげ取って、2~3本ずつ切り分ける。胴は内側にある軟骨を取り除き、えんぺらと胴の間に指を入れ、えんぺらをひきはがす。えんぺらは足とともに一口大に切る。アルミホイルは長さ25~30cmに切ったものを2枚用意する。
いかのわたは薄皮に縦に切り目を入れ、包丁の背などで中身をこそげ取ってボールに入れる。みそ、酒各大さじ2を加え、わたをスプーンなどで溶きのばしながら混ぜる。いかの足とえんぺら、せりの根、しめじ、しょうがを加えて混ぜ合わせる。
ホイルにねぎを1/2量ずつ広げて敷き、いかのわたあえを1/2量ずつのせる。ホイルの手前と向こう側を中央で合わせて折り、さらに左右の端をねじって閉じる。焼き網にのせて弱火にかけ、5~6分焼く。
(1人分195kcal、塩分2.7g)